« 2004年10月 | トップページ | 2004年12月 »

2004年11月の19件の記事

2004.11.30

夫婦の価値観

先週の週末、2組のお客さんが我が家を訪れた。
ひとりは地元の既婚の女性、もうひとくみは義弟夫婦。
それぞれたくさん話すことがあって、とても有意義で楽しい時間だった。

そんな彼らを見ていて、夫婦とはどういうものだろう…ということを妻と向き合って考えた。

…そもそも夫婦ってなんだろう。

別に結婚しなくても、女性は子どもを持つことはできるし、社会生活上どうしても結婚しなければならない…ということはない。独身で美しく、あるいは楽しく生きている人もいっぱいいる。

結婚してよかった…という人もいれば、結婚は地獄の入り口…のように言う人だっている。


でも、やっぱり仲の良い夫婦を見ると嬉しいし、こっちまで幸せになれるような気がする。

私たちも他人から夫婦仲がよいですね…とはよく言われるし、自分でもそうは思うけれど、ではその秘訣は?と聞かれると、別に特に気をつけていることはないし、「夫婦とはこうあるべき」という信念があるわけでもない。
普通にノホホンと生きているだけなのだ。


でも確かに言えることは、私たち夫婦は、向いている方向が同じ、あるいはほとんど同じなんだと思う。

夫婦関係を形成するにあたり、いちばん大切なものはなんだろう。

それは価値観が似ていること、それにつきるのではないかと思う。

人生に対する価値観。
仕事に対する価値観。
夫婦は、家族は、こうあるべき…という価値観。
お金や時間に対する価値観や好み。

そんなものが同じだったら、いつも同じ方向を向いて歩いていけるし、速度が多少違っても、向かうべきところは一致すると思う。

私たちの場合、たとえば北海道に移住するときもすんなり行ったし、家を建てる話から、今夜のおかずに至るまで、ほとんど似たような価値観を持っているから、意見がぶつかることは極めて少ない。

他人と3人で話しているときに、妻と自分が考えていることや、相手の言動に対して感じることや、いろいろな場面における判断が非常に近く、結果としてテレパシーが使えているのでは?と思うこともしばしば。

自分は「どんな人と結婚するか」というのは、人生のなかでとても大きなウエイトを占める…と心から思う。
そしてやっぱりひとりで生きるよりも、ふたりで生きていくほうが楽しい…とも。

…なんというか、みんながいつも幸せでいればいいのにな。

2004.11.28

人生の記憶

clip_u.jpg
これからやってみたいことは山のようにあるけれど、そのなかのひとつ。
ボランティアで写真撮影をやってみたい。
特に家族写真、なかでも特に、おじいさん・おばあさんの写真。
スタジオで撮るかしこまった写真ではなく、家族と過ごす日常の表情を捉えた、そんな写真。
その人の生きざまや人柄を撮ってみたい。
そんな活動は聞いた事がないけれど、そういうニーズってないのだろうか?
(写真はうちの祖母。80年以上しっかり生きている姿はその存在自体が心惹かれるものだ)

2004.11.25

手のりにんげん 11週目

scan_1.jpg
先日、産科の定期検診があった。

経過はきわめて順調。

妻のつわりは軽いほうだったようで、数日間横になって苦しんでいたときもあったけれど、吐いて吐いてどうしようもない…というほどではなかったし、現在のつわりは小康状態のようだ。

なにはともあれ、母子ともに健康と太鼓判をもらって嬉しいかぎり。


超音波画像で見てみると、いままではよくわからない小さな固まり…といった感じだったけれど、今回はヒトのような形に。おおっ。

この画像で見ても頭と手がなんとなくわかるけれど、実際の映像(動画)では、手足をパタパタさせている様子がよくわかってちょっと感動した…とは妻の弁。
その様子、ぜひ見たかった…。

現在、頭のてっぺんからおしりまでの長さが4cmだそうだ。
ということは足を伸ばすと5~6cmくらい?
手のひらにちょうど乗るくらいといったところかな。

この世へのデビュー予定日まであと204日。
今日から204日前といえば今年のゴールデンウィークの頃だから、すべてうまく行けば、それと同じくらいの日数が経ったら、ようやく顔が見られる計算。
なんにしてもとても楽しみ。


誰かと子どもの話をしていると、男か女か…という話がよく出るけれど、実際には受精の瞬間に性別は決定するので、すでに男女は決定しているそうだ。
今のところはまだどちらなのかわからないけれど。

どちらが良いか?と問われると、自分はどちらでも良いと思う。
でも人間としての可能性の広さでいえば、女性のほうが広いだろうか?
女性だけができることと、男性だけができること、、現代社会では女性だけができることのほうが多い…かなぁ。

でも、男女の格差よりも、各個人の個体差のほうがずっと大きいと思うので、男か女かよりも、どんな人間か…というほうがよっぽど気になる。
男か女かよりも、人としてしっかりと生きる人間になってほしいと思う。

2004.11.24

自分の住むところは自分で決める

このブログで伝えたいことのひとつに、ネットを使ってSOHOで生きる…というテーマがある。

昔テレビを見ていたら、瀬戸内海の小島だったと思うが、若者たちが島を出て行き過疎化が進んでいる…という話を見たことがある。

若者たちは決して島での生活が嫌いなわけではなく、本当は島もそこでの生活も大好き。
でも島では仕事がないので仕方なく島を出て行かなければならない…という話なのだが、島に住みたいという希望があるにもかかわらず、仕事がないという理由だけで、住み慣れた島を離れていかなければいけない、という事実に厳しさを感じたものだ。


さて、私たち夫婦は北海道で暮らしたい、という夢があって北海道の田舎にやってきた。

SOHOを始めたそもそものきっかけは
・田舎で仕事がない。どうしよう?
・仕事がなければ自分で作っちゃえば?
である。

そして今はSOHO事業者としてネット経由で生きている。

この仕事は基本的にはネット上でほぼ完結するので、自分たちやお客様がどこに居ても大きな問題はない。
実際、私たちのお客様は全国津々浦々にいて、地元北海道よりむしろ関西地方や九州が多いし、アメリカやシンガポール、イタリア、ドイツなどにもお客様がいる。「こちら北海道はマイナス25度で寒いです」「ホーチミンは35度で暑いですよ」なんてやりとりも日常的だ。

たまたま自分たちの希望が「北海道の田舎」だったからいまこうして十勝で生きているけれど、それが沖縄だって小笠原の離島だって、もちろん海外だって、だいたいどこでも仕事ができると思う。

もちろん地元帯広の協力会社に委託する部分も少しはあるし、商品の発送で配送業者に仕事を依頼する場面もあるので、厳密には南極でも太平洋の海の上でもどこでも仕事が可能…というわけではないが、郵便が届き、通信手段があり、モノの発送ができるところであれば、おおよそどこでもできる仕事というわけだ。

つまり、ネットでSOHOで生きるということは、場所にとらわれない仕事ができる、という大きな可能性を秘めている。

自分たちはそのメリットを意識したことはあまりなかったけれど、冒頭に紹介した離島の若者の話を聞いたとき、やはり自分たちの経験や今の仕事は特殊であり、人に伝える価値があるもの、伝えなければならないもの、という気持ちが高くなってきた。
ネットで生きているんだから、そのお返しはネットに向かってしてみよう。

もちろんネットSOHOは誰にでも簡単にできてオススメ!なんていうつもりは毛頭ないし、それは事実ではない。
ネットでネットで、と言っても、相手はそれぞれ生身の人間なんだから、ネットに対して…ではなく、ネットという通信手段を使って誰かに…というのが正しい、というのももちろん理解している。
でもネットにはネットのやり方があるのも、これまた事実だ。


いちどきりの短い人生なんだから、自分の住むところくらいは自分で決めたいし、ほかの日本中の人たちもそうであって欲しいと思う。

だから私たちのSOHOの話もここに書いていきたい。

2004.11.22

北の畑の真ん中に…

先日、日頃から親しくしている友人の鈴木由加さんが遊びに来た。

鈴木さんは移住前からのネット経由での知り合いで、21世紀の始まる瞬間は鈴木さんの家に遊びに行っていたし、年に1回くらいしか会えないけれど、私たちにとっては数少ない大切な地元の友人。

彼女には17歳の高校生の娘がいて、今回は私たちの妊娠を聞きつけ、わざわざお祝いを言いにきてくれた。
子どもを生んだときのことや、地域の子育て事情の話などを聞き、私たちはとても参考になったし、こんな友人が近くにいてくれて本当に心強い限り。


実は鈴木さんは自分の家業である専業農家で働きつつ、少しでも自分たちの作ったモノを直接消費者に届けたい…と自宅の裏に工房(すずきっちん)を建て、そこで自家野菜から手作りのおかずを作り、ネットで全国に販売している。
すずきっちんは、どうしておかずを販売しようと思ったのか…とか、どんな思いで日々の作業をしているのか…など、見ていて楽しいサイトだ。

鈴木さんの作るイモだんご行者にんにく入り餃子など、どれも顔の見える安心感と、地元の素材で作った手作りの味で、我が家はすずきっちんの隠れファンだったりする。


自分はついうっかり「限定生産!超逸品!などとうたって、高級箱に詰めてもっと高価で売ればいいのになぁ」とか思ってしまうけれど、彼女には彼女なりのビジョンがあって、その手間からは考えられないような値段で商品を販売している。

鈴木さんの作る商品で特にオススメなのはやっぱり五目の具
炊きたてご飯に混ぜるだけ…という簡単な料理だけれど、十勝の大地の鈴木さん愛情がしみこんで、とてもおいしい。おすすめです。


自分たちは「農家の嫁さん」といえば、ひたすら家のために農業に汗を出し、夫やその両親のために家事を行い、子どもを育て、自分の欲しいモノも言えず、クタクタになってひたすら生きていく…という印象があったけれど、鈴木さんはそんな農業女性を変えようと、そして自分がその先頭に立って希望の星になれるようにがんばっている。

ときには見えない敵にブチ当たり、迷ったり、負けたりもしているけれど、それでもめげずに前をしっかり見て進んで行っている姿は、本当にかっこいいと思うし、自分たちにも見習わなければいけないところがたくさんある。

本人は知らないと思うけれど、そんな鈴木さんの背中を見て、自分もがんばろう…と思っている人が絶対いて、みんなに勇気を与えている。

がんばれ!鈴木さん

2004.11.19

ステンドグラス

131_3113.jpeg
四つ葉屋根の家にはステンドグラスが飾りにはめられている。
コレ、目立たない存在だけど、実はれっきとした本物のステンドグラス。
大きさは50cm×70cmくらい。

建築家佐藤さんから「家にステンドグラス付けませんか?」と提案を受け、それならば…と設置した。
両側をペアガラスで挟み込んであり、高気密高断熱の性能を保ちつつステンドグラスの風合いを楽しむことができる。

設置場所は玄関のわき。
特になにかの役に立つモノではないけれど、昼間はやわらかい色の光が差し込んで、なんとなく華やかさがあってけっこう気に入っている。
逆に夜は家の中のあかりで外側に絵が浮かび上がって、それはそれでとてもいい感じ。

デザインはデザインが本職の妻が下絵を描き、それをステンドグラスのアマチュア作家の方が形にしたものだ。
絵柄案はフクロウの絵、ナナカマドの絵、そしてこのあたりの地域の風景を表した絵の3つを作り、そのなかからこのあたりの風景をモチーフにしたものを採用した。

だけどちょっと気になることがひとつだけ。

向かって左上の太陽、これが赤色なのがちょっとイマイチ。
もちろん元デザインは赤ではなく、ステンドグラス作家と工務店氏がふたりで相談して「太陽なんだから赤だよね」と赤にしたらしい。…おいおい。下絵を描いたのは施主とはいえ、プロのデザイナーなんだから、断りなく勝手に変えるのはダメでしょう。

それ以外はとても満足のステンドグラスだ。

2004.11.17

兼業主夫パンを焼く

今日はたまたま仕事が休み。
兼業主夫なので今日の食事はなににしよう?と考え中。

たまには空を見上げてみよう」を見ていたらパンを焼いた様子が楽しそう。
パンといえば、以前からパンレシピサイトHome Bakery まりの部屋で紹介されているレシピがとても気になっていた。
妻に希望を聞くと、サツマイモのあんが入ったおいものパンが食べたい…とのこと。
じゃあもし近所の田舎商店にドライイーストが売っていたらパンを作ろう…と思って行ってみたところ、奇跡的に(?)売っていた。

というわけで、我が家もパン作り。
台所の奥に眠っていたホームベーカリーを引っ張り出して材料を入れ、1次発酵まで機械任せ。
発酵が終わったところで、半分はレシピのおいもを入れ、あとは冷蔵庫のウインナーを包んでみたり、余り物のひき肉を炒めて具にしてみた。
2次発酵は薪ストーブのそばで。焼き上げはオーブンだ。

パンの焼けるいいにおいがしてきて、ピーとなったら出来上がり。
というわけでできました。所要時間は2時間半くらい(ほとんど待つだけだけど)
204_0423.jpg

食べてみると、香ばしくてなかなかいける!
パンなんて久々に焼いたけれど、とてもうまくできてうれしい。
パンを焼く…というのは遊びみたいなものだと自分では思っているけど、楽しみながら食事も作れて、ちょっとハマりそう。

次はチーズやハムやちくわなんかを入れて焼いてみよう。
ホームベーカリーは便利だけど、なんだか楽しいところを持って行かれている気もしないでもないので、次は生地作りからやってみたい。

2004.11.16

住宅の見積もりの話 坪単価型と明細型

自宅新築にあたって、私たちは2社に本見積もりを依頼した。
住宅の価格を示す見積もりには2種類あって、私たちの場合は1社が「坪単価型」もう1社が「明細型」だった。

「坪単価型」は標準仕様が決まっていて、単に施工面積に坪単価をかけたものが本体価格、そこにアレンジやオプションを追加していく形の見積もりだ。
見積もりは非常にわかりやすく、広さと価格がだいたい比例する…というのが特徴。
ただし「標準仕様」の範囲が会社によってマチマチなので、見かけ上の坪単価の大小だけで比較できない。
見積書は比較的ページが少ない。

「明細型」は木材の材料ならなんという木が何本(何立方メートル)でいくら、大工手間はいくら、釘はいくら、足場はいくら…という感じの細かい見積もりを総合計して出す形の見積もり。

工務店経費という項目もあって、彼らの主張ではそれが工務店の利益だという。(実際には他項目にも利益を乗せるのが普通なので、工務店経費=利益総額というわけではないらしい)ページ数はとても多く、数十ページに渡るものになる。

どちらが良い…というわけではないが、感覚的には「坪単価型」のほうが比較的やり方としては新しいような気がする。たしかに「坪単価型」は直感的に理解しやすく、広さで値段が決まる…というのも合理的だ。


ただ個人的には「明細型」のほうが、個々の材料がよくわかり、なにをどう差し替えるとどう価格に反映するかわかりやすいので良いと感じた。

「坪単価型」の工務店に言わせると、『テレビを買う際に部品のひとつひとつをチェックする人間がいるだろうか?「明細型」は消費者が見てもわからない項目を書いてわかりにくくしている』…という主張であるが、それは消費者をちょっとバカにしているような気がするがいかがだろうか。
そもそも耐久消費財のテレビと家を同列に扱うことに無理があるような…?

むしろ「坪単価型」の見積もりは、単に見積もり自体の手間を下げるための工務店側の都合のような気もしないでもない。
そもそも坪単価型といっても、住むために絶対に必要な項目までもオプションになっていたり(特に気になったのは屋外給排水工事が別途であること。しかも水道工事店に直接工事してもらうよりも何故か相当に割高だったり)するので、坪単価で他工務店と比較することはできないし、坪20数万円って言って「うわっ安い!」とも言えないのが普通だと思う。

じゃあ「明細型」だったら良いのか…というとそれはそれでやっぱり見ても判らない項目はいっぱいあるし、やはり結局は総額欄を見る、ということになってしまうのも事実。

結局家の値段というのはわかりにくいものですね…という結論になってしまうが、やはり消費者としてはそう言わざるを得ない。

2004.11.15

妊娠とSOHO自営業

妻の妊娠が判明して約1ヶ月経った。

この時期、つわりがつらいことは予想できたので、仕事量を少なくする工夫はしたけれど、それでも仕事の急ブレーキはなかなかかけられず、苦しみながらなんとか続けている…という感じ。

つわりが強くなるにつれ、仕事へのモチベーションも下がる一方…とは本人の弁。

こういうときSOHOはいいのか悪いのかよくわからない。

勤務形態という観点で言うと、椅子に座って寝室のとなりの事務所パソコンに向かうだけで、通勤もないし、どうしてもつらければ横にもなれる。一日パジャマで仕事していても問題はない。
妊婦や乳飲み子がいる女性から見ればうらやましいと思われるかもしれない。


しかし「ひとり自営」という観点で言うと、たくさんのクライアントを抱えていて「今できません」というわけにはいかないし、だいいち代わりの人がいない。

じっくり時間をかけて信頼関係を築いてきた長年のお得意さんから「○○○用の絵がすぐ必要なので描いてください」と言われて、具合が悪いので来年描きます…というわけにもいかないだろう。

SOHOというと「家事の合間に」とか、勤務時間の自由が効くように誤解されがちだけど、仕事が重なる大変なときは朝早くから午前2時すぎまでパソコンに張り付きっぱなしになるような激務のこともある。
当然、こんな全力ペースで働きながら子育てをするのは無理だ。

実家は遠く、特に子どもが生まれてからの半年間くらいは、仕事なんてほとんどできないかもしれない。
いったんSOHOの仕事量をゼロに近づける必要があるのかも。

SOHO自営業、あるいはサラリーマン兼業主夫の働き方をどう見直すか。
家族と過ごす時間、仕事をする時間、お金のこと、母親にしかできないこと、父親にしかできないこと。

そのあたりをどう優先順位をつけていくか、これからの妊娠生活、そして子どもが生まれてからの何年間を考えなければならない。

2004.11.14

小さな玉

119_1938.jpg
EOS-10D EF100mm-macroF2.8
雨上がり、雨のたまが葉の上に残っていた。
それは小さな小さな世界。

2004.11.12

年替わり風景

ここ十勝の風景は日替わりならぬ年替わり風景。
一見毎年同じように見えるけれど、実は年によって微妙に違う。

というのも十勝の農業は輪作といって、同じ場所に毎年違う作物を育てているから。

微妙にアングルが違うけれど、緑の部分(秋まき小麦)に注目。
2003年の風景
2003.jpg
2004年の風景
2004.jpg

2004.11.10

黄金の針

203_0399.jpg
EOS-10D EF200mmF2.8L USM
北海道十勝地方の紅葉の最後を飾るのはこのカラマツ。
11月に入るとカラマツが色づき、風が吹くと空から黄金の針が降ってくる。

私の好きな、季節の移ろいを感じる風景のひとつ。

2004.11.09

北海道移住 移住先の住まいの探し方

北海道移住を考えるとき、どんなところに住みたいか…ということで、その探し方は大きく異なる。

ここでは
・都市部で家(含アパート・マンション)を借りる
・農村地帯で家を借りる
という2つに分けて紹介したい。

自分は十勝地方への移住しか経験がないのでその話が中心になるが、おそらく他の地方でも似たような状況だろう。
仮にここでは地方都市、帯広で就職が決まり、帯広近辺で家を探す…という状況を想定しよう。

いきなり土地を購入して家を建てる方法もあるが、ここではファーストステップとして「住まいを借りる」という方向で紹介したい。

都市部、つまり帯広市内に家を借りたい場合は、比較的簡単だ。

本州での家探しと同様に
・街中の不動産屋をまわる
・不動産情報誌
・新聞紙上の不動産情報を見る
・インターネット
などで探すことになる。

不動産屋も帯広市内にはたくさんあるし、情報誌もコンビニ等で少しは売っている。
新聞なら十勝毎日新聞(通称かちまい)が詳しい。
ネットだったらちえんとかちナビなどが比較的賃貸物件が多く載っているような気がする。

ただし、道内に住む保証人が必要…という場合もあるようなので、事前に「自分は移住者であること」を明らかにして話を進めるのがよいと思う。


問題は「農村地帯で家を借りる」を選択した場合だ。

せっかく北海道に移住するのだから、住宅地のアパート暮らしは嫌だ。
できれば見渡す限りの畑が広がるような場所の一戸建てに住みたい。
我が家の場合もコレだった。

しかし基本的にこのような物件は不動産屋にはない。

たしかに農村地帯に空き家はある。しかし普通はそういう物件は貸してもらえないのだ。
なぜなら、それらの家を所有する多くの方は、その土地に根ざして生きてきた方たちであり、地域に生きる人たちだ。
そこを本州から知らない人がひょっこりを訪ねて「家を貸してください」と言われても、そう簡単に貸せるものではないことは想像できると思う。


さて私たちの場合は、当時「百年遅れの屯田兵の会」という移住の会?のようなものをやっている人がいて、たまたま東京吉祥寺で会ったことがあり、その人に電話して相談したのが始まり。

住まい探しの旅のときにはその人には会えなかったのだが、移住希望地域の町役場を紹介してくれて、その役場の方の仲介で、農村地帯に住む古い家を借りることが出来た。

もちろんこの家の持ち主は「家を貸す」つもりだったわけではないので、役場の方が交渉して貸してくれることになった…というわけ。
ちなみに当初1万円といっていた家賃は「この家で1万円は高い!!」と役場の方が交渉してくれ、月2千円で借りることができた。もちろん敷金も礼金もないし、仲介手数料なんてあるわけもない。


つまり、田舎に住むには、人づてで借りるのが一番近道だと思う。
どうすればその人づてをたどるかは、人によって違うだろうし、一般論はないのではないだろうか。

ただし都市部(この場合は帯広市内や札幌市内)以外に住みたい場合、役場には声をかけてみる価値はある。
町によっては積極的に移住者を受け入れているところもあるし、不動産情報など意外な情報を持っていることもある。(当然、はあ?というような対応をされるケースもあるだろうが…)

2004.11.08

妊娠判明その後 8週目

先日このブログで妊娠しました!と書いたところ、いろいろな人からお祝いの言葉や、いろいろなアドバイス・意見をいただきました。
中には子どもを持つ女性からの本当に心温まるメールなどもあって、私たち夫婦はとてもうれしい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさん、本当にありがとう。


さて、その後の経過だけれど、今のところ順調。

先週土曜日に検診に行ってきた。
大きさは約2cm、心臓がピコピコ動いてるのが見えたそうだ。
「胎芽」から「胎児」に呼び方がかわり、妊娠3ヶ月目(8週)に突入。

母子健康手帳をもらうように言われ(病院でくれるのかと思ったら行政からもらうらしい)、今まで婦人科だったのが、次からは産科の受診となる。

妻の様子はというと、やはり「つわり」に苦しめられている。
まず眠さ。
休みの日は比較的長い時間を寝て過ごしている。

気持ち悪さ。
船酔いみたい、おげー、などと言いながら、気持ち悪がっている。
今のところ吐くほどではないみたいだけれど、生野菜やご飯の炊けるにおいがダメだそうだ。
逆に柑橘類やレモン、パインなどを食べている。
今までもあったのに見向きもしなかった梅干しなどもお気に入りの様子。


胎児について調べてみると、この時期は身体のいろいろなところが形成されて、しっぽもなくなり、指もちゃんと分かれて、2等身だった全身がそろそろ3等身になるそう。
超音波画像からは全然わからないけれど、あごや唇、歯の根っこもできてきて、だいぶ人間っぽくなっているらしい。

なんだかそう聞くと、意味もなくワクワクしてくる。


妊娠したとはいえ、目に見える変化は特にないのに、突然気持ちが「子どもウェルカム」モードになってしまうのは、私たちの遺伝子に組み込まれた仕掛けなのか。

今まで見向きもしなかったマタニティコーナーが気になり、本屋に行くと自分が幼い頃読んだ絵本がそのまま売ってて、うっかり買ってしまったり。道行く妊婦さんや小さい子どもに目がいったり、なぜかクリスマスツリーが気になったり。


とはいえ、まだまだ妊娠初期の不安定な状態。
安心とは言えないけれど、でも心配ばっかりしていても仕方ないので、夫婦ふたりでポジティブに前を向いて進んでいこう。

次の検診は2~3週間後。

2004.11.06

晩秋の風景のなかに生きる

202_0279.jpg
EOS-10D EF17-40mmF4L

しばらく降り続いていた雨があがった金曜日。
朝起きるとピカピカの青空、あわてて着替えて家を飛び出す。
通勤途中、いつもより30分早く家を出たので、撮影に使える時間は30分のみ。


小高い展望台に上がると、期待通りの風景が目前に広がっていた。
晩秋のカラマツ、秋まき小麦の緑と耕したばかりのこげ茶の畑が織りなすパッチワークのような風景。

私たちの家「四つ葉屋根の家」はこの写真の風景のなかに建っている。

この風景を見るたびに、こんなところに住んでいる…という満足感に満たされる。

※追記
写真を大きくしたいと思ったので、試しに大きくしてみました。
うまくいくかな?
※追記2
うーん、やはりうまくいかない…(笑)
元に戻しました。

2004.11.05

自然を撮りたい

写真を撮るのが好きだ。

そもそもの始まりは高校時代、大型スーパーに入っている小さなDPE屋でバイトしたこと。
常連客のなかに、素晴らしい山の写真を撮る人がいて、その人のプリントを見たり、話したりして、自分もこんなものを撮りたいな…と思ったのが始まり。

やはりレンズが交換できる一眼レフに惹かれ、なかでも昔からキヤノンのEOSシリーズが好きで、EOS-10(非デジタル)、EOS5などを使ってきた。
またデジタルカメラが登場してからは、フジのデジカメが大好きで、初代DS-7から始まり、何台かfinepixシリーズを使ってきた。

一眼レフが好きで、デジカメが好き。
ならば一眼レフのデジカメ…ということで、ずっとEOS用のレンズを使える一眼レフの登場を待ち望んできて、とうとう「買ってもいいな」と思えるカメラが出たのが一昨年。
EOS-10Dというのがそれだった。

2004_1030_193130AA.jpg
当時約20万円と、一眼レフデジカメとしては高価とはいえないけれど、でもやっぱり高価なその価格。
それでも奮発して買ってみるとこれがめちゃめちゃ楽しくて楽しくて、妻も巻き込んで一眼デジカメの魅力にすっかりはまってしまい、気が付くとEOS-10Dは2台に増えていた。

ダイミックレンジの狭さやデジタル特有のノイズ、1.6倍になってしまう焦点距離など、銀塩との違いはあるけれど、でもパソコンとの親和性の高さ、シャッターの気軽さ、すぐに見られる手軽さなど、一眼の良さとデジタルの楽しさが凝縮されているような気がする。


今のところ持っているレンズは
EF200mmF2.8L USM
EF17-40mmF4L USM
EF100mm macro F2.8
EF50mmF1.8II
あとはなんだかよくわからないタムロンの高倍率ズームレンズ。

200mmは最近買ったもの。まだまだ使い倒せていないけれど、さすがに単焦点だけあって素晴らしい写りだ。
50mmF1.8は1万円で買える通称「ボディキャップ」だけど、人間などを撮ると、やはり単焦点らしい素晴らしい写りを見せるのが魅力的。10倍高価なEF17-40mmF4Lよりもいい写真が撮れる気がする。

そして自分が一番好きなのが100mmマクロ。
マクロというのはとても小さいモノを画面いっぱいに写せるレンズ。

マクロの魅力は、目で見た世界と全然違う世界が撮れること。

自分は基本的に自然に息づくものを撮るのが好きだけど、身の回りのちょっとした自然をこのレンズを通してのぞくと、ときにハッとするような世界が広がっていることがある。


いままで撮った写真のなかで、一番好きなショットはこれ。
10年前くらいに撮ったものなのでデジカメではなく、リバーサルフィルムで撮ったもの。

春きたる
clip_1.jpg
EOS-5 EF100mm macro F2.8


ふっと足下を見るとチョウチョウ。
そっと近づいて、ファインダーをのぞくと、そこにはこんな世界が。
息を殺してシャッターを押す。

…そんな瞬間がたまらなく好きだ。

2004.11.04

移住と北海道のクルマ

北海道に移住してきて、最初の冬を迎える前にやったことのひとつに、クルマの冬仕様化がある。

タイヤを換える必要がある…くらいはわかったけれど、「寒冷地仕様」という言葉もあるし、実際にはなにをどうするのか全然わからず、とりあえずディーラーに行って聞いてみたところ、以下の言葉が返ってきた。

・寒冷地仕様とはヒーターやバッテリーの容量が違う
・バッテリーはチェックしたほうがいいけど、非寒冷地車も中古で普通に売っているし、そのままで問題ない
・ホンダ車には寒冷地仕様というのはないので、そのままでOK
・オイルは換えた方がいいかも。ワイパーは雪用というのがあるので、ソレを使うべし。

と、まあそういうことだそうだ。

結局、たまたま乗っていたのがホンダ車だったということもあり、交換したのはタイヤとワイパーだけ。

スタッドレスタイヤは冬が近づくとカー用品店やタイヤ専門店で豊富に売っているので、そのなかから適当に選んだ。ホイールと一緒に買うと、だいたい1台ぶんで4万円から7万円くらい。(サイズと銘柄によって大きく違う。うちのは185/65R14というサイズ)

年2回のタイヤの交換は最初は自分でやっていたけれど、結構時間がかかるし、「ちゃんととまっていなくて、走行中にタイヤが外れた」という怖い話を、まったく別のふたりの知人から聞いたので、自分で交換するのはやめにした。家族の命を載せるところだし、ガソリン入れるついでに頼んでも1台2千円程度だ。

ワイパーは「雪用」というのがあり、1台ぶんで5千円はしないと思う。
これはホームセンターで入手できる。交換は自分で5分でできる。

以前、帯広の移住アドバイザーをやっていたことがあり、東京等で行われる移住フェアなどに行くと「クルマを買い換えないといけませんか?」と聞かれたが、答えはノーである。

4WD、FFなどの駆動方式などについてはまた別の機会に記事にすることにしよう。

2004.11.02

ローコストと家の予算

今回の家造りにあたって考えたのがローコストである…ということ。

私たちが欲しいものは「家」であり、そこでの生活を考えるとやはり家は安価なほうが良い。

そうなるとよく名前を見かけるようなハウスメーカーの家や住宅展示場に展示しているようなメーカーの家は、費用対効果という面では疑問を持たずにはいられなく(つまり内容のわりに価格が高い。広告宣伝費・展示場維持管理費・営業人件費などを経営的に分析すればわかるはず)選択肢からはまず外さなければならまい。

ただし安ければ安い方が良い…というものではない。

お金をかけるべきところにはお金をかけ、費用のわりに価値が高い、全体のバランスとしてローコストな家。

あたりまえであるが、家のために生きている(働いている)わけではないのだから、できるだけ月々の負担は少ない方がよい。


家の予算を、私たちはこのように計算した。

まずは、月々の極めて安全な返済額を求める。
現在の収入をベースに、失業した際やボーナスが無くなったときにも安全な返済額、自分の住む地域における自分のスキルで通常得られるであろう給与水準。

基本的には夫婦のどちらが無収入になり、かつ収入のあるほうの収入水準が今の半分になっても充分返済可能な額がベース。ボーナス返済は利用しない。

返済期間は一応安全な線で35年とするものの、実際の目標を10~15年程度での返済としよう。
ローンは全期間固定金利のものを利用したい。
するとローンの総利用額が求められる。

そこに自己資金を頭金として足し、それが家づくり総予算。

総予算から土地や外構、家具、税金、その他ありとあらゆる費用を引いたものが家の想定予算だ。
家づくりに入る前の私たちの計算では、家本体の想定予算は1500万円となった。

この予算通りであれば、月々のローン返済額は、ワンルームマンションを借りるよりもはるかに安い額。
新婚のときに借りた、小さな小さな木造アパートの家賃のおよそ半額だ。
いくらなんでもこれなら払えるだろう。


多くのメーカーや工務店の話を聞いてまわるなかで、「いくら借りられるか(収入から求めた借入限度額)」から話がスタートするハウスメーカーの営業の方に会うが、私たちに言わせれば言語道断であり、そんな計算方法を持ち出す業者とは、その場で話は終了である。

家は充実した人生を送るため、また楽しい生活をするための手段でしかなく、目的ではない。

2004.11.01

インターネットエクスプローラーではないブラウザ

最近、Firefoxというブラウザを使っている。

職場で試験的に導入したらとても快適だったので、自宅でも1週間ほど前からメインブラウザとして利用している。

このブラウザ、特徴は動作が速いことと、「タブブラウザ」といって、エクセルの表のように「タブ」で複数のブラウザ画面を一度に開けること。それと画面がとてもスッキリしていること。

動作が速いのはとても快適だ。
画面の切り替わりがIEに比べて明らかに速い。

また別の機会に書く必要があると思うけれど、我が家のある地域はブロードバンド過疎地であり、ADSLも光もまったく使えない。

だからネットで生きるSOHOのくせに、今どきフレッツISDNを使っていて、そこに常時3台、多いときは7台程度のパソコンがぶら下がっている。
当然それぞれのパソコンからネットを見るのはとてもとても遅い。

だから速いブラウザを入れても仕方ない…と思っていたけれど、実は逆だった。

このブラウザは、HTMLで記述された表などを、表全体を読み込む前にまず表示していき、画像も読み込み途中から表示するので、「とりあえず一部が見える」までが快速。
遅い回線環境こそ速いブラウザが威力を発揮する…のが意外な点だ。
ちなみに光専用線の職場環境でも、やはり速いブラウザのほうが快適なことは言うまでもない。

もちろんソフトもサイトも日本語だし、ダウンロードも使用も無料だ。
前にちょっと使ってみた別のブラウザは広告がちょっとやかましかったけれど、このfirefoxは広告が表示される…ということもない。
インストールは簡単だし、設定や「お気に入り」はIEから引き継がれるので、すぐに使えるのも魅力。

他にもいろいろな魅力があるので、詳しくは以下のサイトで。
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/

Firefox、おすすめです。

« 2004年10月 | トップページ | 2004年12月 »

2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ハルト

  • 20060/04/21
    2005年5月に生まれた長男「ハルト」の写真です

きになるリスト

無料ブログはココログ