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2005.08.30

ミルクを足しましょう?

温人は小さい赤ちゃんだ。
成長曲線で見ると、いちばん下の線ぎりぎりといったところだし、見るからに身体は小さい。
先日3ヶ月検診に行ったら、となりにいた1ヶ月検診に来た赤ちゃんと同じ体重だった。

成長が順調かどうかを知るための指標として、1日あたりの体重増、つまり一日何グラム増えているかを見る…というのがある。
うちは完全母乳で育てているので、増分が不足しているのであればミルクを足しましょう…という話になる、というわけ。

だけれどこの数字、でどころによってマチマチな値だ。

この記事は発育相談ではないからひとつひとつの数字は割愛するけれど、
・病院が示す基準値
・助産師が示す基準値
で大きな違いがあって、その差は約2倍。
病院が示す基準値が大きく、温人の値は病院の数字よりはやや低い…というくらい。

病院は病院で人によって言うことが違い、小児科医に言わせると「マイペースな赤ちゃんですね」という趣旨で、ミルクを足すようにとは特に言われない。足したければどうぞ、という感じ。
時々家にやってくる助産師も「順調に大きくなってますね」という見解だし、家にある「育児の百科」でも問題ないことになっている。

だが、ひとりだけ「体重の増え方が足りてません。毎日必ずミルクを足してください。」という人がいる。

それは病院の栄養指導の担当の人。
栄養指導って、検診のあとに強制的に(?)別の部屋に連れられて、栄養指導員にアドバイスを受ける形になっている。

病院も栄養指導の専門家を配置して、ひとりひとりこうして面接して大変だなぁ。

……と思っていたのだけど、実は違うってことに気付いた。
よーく名札を見ると、この人ってミルクメーカーの社員じゃん。
なんでこんなところで病院職員のフリしてしゃべっているのさ?白衣なんて着ちゃって、いかにもソレっぽい。

道理で、特定のメーカーのミルクの利点を長々と述べたり、なんだかわからない粉麦茶をすすめてきたり、果汁を一刻も早く飲ませるように言ってきたり、ついには母親向けの栄養入りドリンクを勧めてくるわけか。
このドリンク、どこそこのお店で1ケースいくらで売ってますから…なんてやけに具体的だなーと思っていたのだけれど、そういう理由なわけだな。

うーむー。
ミルクメーカーは病院に対していろいろと便宜を図り、その見返りとしてこういう形で営業活動をしているんだろうな。
もし我が家がココしか情報源がなければ、なにも疑うことなくミルクを足していると思うけれど、しかしこういう構図が見えてしまった以上、どうもこの人の言うことはそのまま受け入れにくい。
病院だって、なんの説明もなくこういうことをやっているなんて、ちょっとねえ。これって母乳育児を妨げることになっていないのかなぁ。
(病院の基準値に達していないのに小児科医がミルクを足すように言わないのは、医師としての良心なのか?)

で、結論としては、目の前の赤ちゃんが元気だし機嫌良くしているので問題なし。
おしっこもジャンジャンしているし、母乳だってしぼればちゃんと出ているし。
それになんと言っても、いつも様子を見ている妻が「大丈夫」と言うのだから、大丈夫。
今はミルクは足しません。
人生長いのだから、あせらずゆっくり行きましょう。

おまけ。
ma8

知らない人に話しかけられると、例外なくみんなに「まつげがながーい!」と言われます。
たしかに長い。
しかしその後、私たち夫婦の目を交互にジッと見るのは恥ずかしいからやめてください。

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兼業主夫の子育て」カテゴリの記事

コメント

ふーん、今時は病院でもそんな事あるんですね。
名札付けてるだけ良心的なのかも?
曜日や月によってメーカーも違うんでしょうね、きっと。
病院の同期会(?)で格好の話題になりそう・・・

確かに、まつげが長い・・・うらやましい。^^;
うちの子どもら、赤ちゃんの頃目がくりくりしてぱっちりだったけど、
いつの間にか親と同じになってます。

うちの子供たち、小さめです。
成長曲線の下の方にいます。

上の子のときと、下の子のときとで、対応が違いました。
上の子のとき、4ヶ月検診で診察した医師からミルク足して
くださいといわれました。当時、おしっこが濃い目でしたが真夏だし汗も良くかくし、よく動くからな~と思っていた私には、ちょっと不安になる言葉でした。そして、今まで母乳だけでやっと上手くいってたのに・・・と自信を失い気味でした。いわれたとおり、ミルク足してみても、なかなか上手く行かず、次第にストレスになり、結局、母乳だけにしてみました。1ヵ月後、様子観察のため、再度見せに行きました。すると、前回とは別の医師で、「小さめだけど、順調に増えてるから問題ないですよ」と言われました。
この言葉を聞き、とても安心しました。

下の子のときは、同じように成長曲線の下線すれすれでも、
特に指摘されませんでした。

大きめの子も居れば、小さめの子も居る。
下の子は、ついこの前まで、オムツSサイズでした。
枚数多いし、抱っこも軽いし、良いかな~(笑)。
ムチムチ感には欠けるけど。

kioさん、こんにちは。
そうなんです。なんか笑っちゃいますよねえ。
まあきっとそのおかげで入院費用が安くなっているのかもしれないし、知らないところで得しているのもかもしれませんが…。
でもなー、結局はそのコストは我々が負担するわけで、だから粉ミルクはとても高価なんだろうし…。
(買ったことは一度もないけれど)
難しいですね。

まつげは長いですが、男の子だからどうでもいいような気もしています(^^;;;


さかなさん、こんにちは。
メッセージありがとうございました。

さかなさんちも小さめなんですね。
やはりいろいろ言われると不安になりますよねえ。
足せって言われてもさかなさんのようにうまく飲まないかもしれないですし。
ミルク一つとっても難しいものです。
でも結局はそれぞれ個性があるのだから、ある程度は許容しても良いと思うんですけどねー。
医師も数字の根拠とかまでもう少し詳しく説明してくれると嬉しいんですが、なかなかそうもいかない事情もあるでしょうし…。

ムチムチ感、たしかに欠けます(笑)

栄養相談ね。いろいろですよね。
医師や看護師は生まれる頃の情報とか、その他いろいろ情報を持ってるから、数字で決め付けないでヤンワリやってるって感じかもしれないです。
個人差あるので、その子の性格見て、親の性格見て、みたいにやってるんじゃないかな。

メーカーの栄養士さんですが、特に営業がらみでミルクを足しましょうって言っている訳ではないと思いますよ。
一応数字ってのがあるんで。
それと、離乳食が始まってきたりすると、調理の仕方とか工夫とか、詳しい先生は詳しいけど、男の先生は料理しないでしょう?(笑)
そういうときは非常に参考になったりするものです。

誰の話を信じるか、っていうレベルになるかもしれないですが、よく触ってくれてる人を信じればいいじゃないでしょうか。

あ、それと栄養相談。
ボランティアだったりすることがほとんどみたいです。
(私が知っているところはそうでした)

私が言うのもなんですが、順調に見えますよ。
前よりふっくらしてきたもの。大丈夫大丈夫。

かみさん、こんばんは。
ありがとうございます。
その子の性格見て、親の性格見て…というのは、なるほどなー、と思いました。

メーカーの方について、うーむ、と疑っていたのですが、かみさんのいうとおりであれば恥ずかしい記事ですね(^^;;

よく触ってくれてる人を信じれば…というのはとても納得しました。
たしかにそうかもしれませんね。

なかなか「これが正解」っていうのがわかりにくくてあたふたしてしまいますが、要は正解なんてないのかもしれません。

お久しぶりです(^^)
確かに病院にいますね~、ミルクメーカーの人。
サンプルもらえるのでラッキー!なんて思ったりもしました(^_^;)

ウチも長女が小さめで、検診ではよく引っかかってました。
やはり同じように「ミルク足して」と言われ、あげてみるけど飲んでくれず、いろいろ悩みました。
でもだんだん月齢が上がるにつれ、その他の発達が全く問題なかったので、体重のことなど言われなくなりました。
思い返せば、4ヶ月検診のときが1番大変だったかなぁ。
何度も再検診になったりして。
その点、次女は大きめだったので、そんな心配は全くなかったけど、重くて抱っこが大変だ~(笑)

そんな娘たちだけど、離乳食始まってから「食」に目覚めてあっという間におっぱいもミルクも卒業。
なんだか寂しかったです(^_^;)
でもそれが成長の証しなのよね~。

いがちゃんの言うとおり、人生は長い!
あっという間に大きくなっちゃうよ~~。

つるかめさん、こんにちは。
3日間神奈川に行ってて遅くなってごめんなさい。
やっぱりつるかめさんのところでもメーカーさんがいるのですね。

気軽に「ミルク足して」と言うけれど、親の悩みはつきない…という話とても同感です。

>思い返せば、4ヶ月検診のときが1番大変だったかなぁ。
>何度も再検診になったりして。

うーむ、そうですか。
我が家は次回検診は4ヶ月、なにを言われるのかなあ。
1ヶ月2ヶ月3ヶ月といつも決まって「小さい」ですから。

で、いまはアレコレ考えますけれど、もう少ししたら、そんなふうに心配していたこと自体忘れてしまうような気もしますよね。

うちも早く離乳食になって欲しいような、いまのままでいいような微妙な気持ちです。

この記事に、なんか妙に癒された新米ママの
ナイアです、お久しぶりです。
なかなか落ち着いてパソコンの前に座れず、
ランダムにいがさんの記事読んでいて、この
タイトルにピタ。
本当に、なんだか安易に「ミルク足したら?」って
いわれるの産後のナーバスなのも手伝ってか
結構こたえるし、腹もちょっとたちます・・・。
私が産んだ病院に入っていたミルクメーカーの人は
「母乳で極力頑張るつもりです」といったら、
しゃべるだけしゃべりまくって、サンプルひとつも
くれませんでしたよ(笑)

これからまた先輩いがさんに色々教えてもらいたいです!

ナイアさん、こんばんは~。おひさしぶりです。
赤ちゃんもナイアさんも元気そうで、台風も大丈夫だったようでなによりです。
「ミルク足したら?」、言われますよねー。
こっちはあんなにいろいろ考えて、こんなに大変なのに!!って。
いろいろありますが、やっぱり乳業メーカーはその産院にミルクを提供して、その代わりに..というのが正しいようです。資本主義ですから仕方ない部分もあるとは思いますが、でも母親としては受け入れがたいですよね。
ちなみに今回お世話になる病院は、乳業メーカーとの決別を宣言して?粉ミルクは一切与えず、全お産完全母乳だそうです。ほ乳類だから絶対お乳でるのよー、ということらしいですが、そんな病院もあるんだなー、と改めて驚きました。
これから大変な時期が続きますが、がんばりすぎないでがんばってください!

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