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2005.10.04

チーズめぐり

北海道では、ここ何年かの間に、各地にチーズ工房が急に増えた。

その理由は、チーズの原料である牛乳の話から。
こんなにも牛がたくさんいる北海道なのに、その生産物、つまり牛乳を一般人や観光客が飲める場所は意外なほど少ない。
「○○○さんの牛乳」というように生産者が特定できる牛乳もほとんどない。

北海道の牛乳はほとんどが加工用ということも聞くし、飲用牛乳とする場合にも、工場でいろいろな牧場の牛乳を混ぜて均一化するわけだから、「その牧場の味」というのは事実上味わえないのが現実だ。

せっかくの自分の牛乳なのだから、自分のところのものとして食べてもらいたい…という気持ちを持った酪農家がチーズづくりに取り組み、そんな工房が続々と誕生している…ということらしい。

そんなわけで、このところ、そんな小規模な工房で作られるチーズがちょっと気になる。

チーズって「牛乳の漬け物」みたいなもので、作り方や作り手によって味も香りもいろいろで、その違いを楽しんだりするのが楽しいし、チーズを作っている場所を訪ねるのもまた楽しい。

地元のチーズは、帯広の百貨店や空港、またネットでも買えるけれど、でもやっぱり作っているところに行って、できたら作っている人と話をして買いたい。

そんなわけで、休みの日にはとりあえず保冷剤とクーラーバッグを持ってでかけるのが恒例になった。

先日は東京からラリー観戦を兼ねて友人が何人か泊まりに来たので、彼らを誘って行ったのが、新得の「共働学舎新得農場チーズ工房」というところ。
ここは牛を飼ってチーズを作っているほか、ミンタルと名付けられた売店がある。
場所は新得の駅の近くだ。

今回はお願いして工房の中と牛舎を見学させてもらえることに。
案内してくれた女性の方から、チーズの作り方や、石造りの熟成庫の話、チーズについて前から聞きたかったことを聞く。
やっぱり熱い気持ちがあって、チーズを作っていること。
牛の品種はもちろん、牛舎の素材や牛の飼い方にまで気を配っていること。
たとえば牛の歩く「床」に相当する部分にまでこだわっていること。

なるほど、なるほど。
こんなふうにいたわって育てられた牛たちの牛乳から、ひとつひとつ手間ヒマかけて作られたチーズがおいしいのは当然かもな。

ここは前にも来たことがあるけれど、やっぱりこうやって施設をみせてもらって話を聞くと、いろいろと知らなかったことがわかるし、よりいっそうチーズがおいしく感じられる。

ここには売店のほか、喫茶コーナーのようなところもあって、チーズの盛り合わせや搾りたて牛乳を楽しむことができる。
↓チーズ盛り合わせ、500円。
CRW_3787
この日は左から、プチ・プレジール、レラ・ヘ・ミンタル、コバン。
写真ではわからないけれど、プチ・プレジールは賞味期限が近くなって熟成が進み、縁の部分がトロっとして非常に美味。

そんなわけで、牛乳を飲んで、チーズを食べて、4種類ほどのチーズを購入。

ここでの私のおすすめは白カビのカマンベールタイプであるコバン。カップに入ったクリームチーズもおいしい。
そのまま食べてもいいし、パンやクラッカーに乗せてもウマイ。
これらのチーズはとてもクリーミーで、あまりクセがなく、私たちのようなチーズ初心者にはぴったり。

詳しくはホームページを。東京での販売予定なんかもあるみたい。

十勝管内にはまだまだチーズ工房がたくさんある。

チーズめぐり。
新しい楽しみがひとつ増えました。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。ご無沙汰です。
忙しいわけではないけど、最近ブログの更新、チェックを怠りがちでした。
(更新は以前からですが・・・)

チーズ工房巡りですか。いいですねぇ。
栃木は北海道の次に生乳生産量が多いようですが、
チーズ工房のようなところはあまり聞きません。

それにしてもおいしそうなチーズですね。
ワインのつまみにパンやクラッカーに載せて食べたら最高ですね。
以前はちょっとマイルドなブルーチーズを買ったりしてたけど、
最近は6Pチーズばかりです。(^^ゞ

いがさん、お忙しいようですが体調にはお気をつけください。

ヴィーノ・ロッソさん、こんばんは。

メッセージありがとうございます。

チーズ工房ですが、本当にここ3年くらいの間にタケノコのようにポコポコとできました。いまも何件か開店準備中のようでとても楽しみです。

ワインのつまみ、たしかにいいですねー。
自分はあまりワインは飲まないほうなのですが、ヴィーノ・ロッソさんはワイン好きですか。十勝はワインの産地でもあるので、いつか試してみたいです。

マイルドなブルーチーズもいいですねー。
マイルドでないブルーチーズを買ったことがありましたが、全部食べられませんでした(笑)

そんな工房チーズもいいですが、メーカー製6Pチーズも捨てがたいです。我が家では毎日骨太とかの4P100円くらいで買えるチーズもよく買っていますよ(^^)y

忙しい話、お気遣いありがとうございます。
一時的なモノなので、もうしばらくすれば落ち着くはず…。

とうきび話に続き、2回目のコメントです。
食べ物に弱いのか。。

チーズ工房が増えてるんですね☆
私、チーズ大好きなので、この写真にうっとり。。。
北海道でのチーズ工房めぐり、羨ましいです~。

実家では、産後の濃い牛乳で、父が「牛乳豆腐」を作って
くれてました。チーズと豆腐の間のような感じです。
酪農家の子供に産まれて良かったな~と、思いながら食べてました。

私も6Pとか4Pチーズ、お世話になってます。
いろいろ種類も出てて、おいしいですね☆

なかさん、こんばんは!

この写真、おいしそうですよねえ。(実は妻が撮った写真だったりします(笑))

産後の濃い牛乳で作る「牛乳豆腐」、なんだかとってもおいしそうです。
チーズと豆腐の間ですか。うーん、不思議ですが、食べてみたい…。

チーズ工房は現在開業準備中(保健所関係の申請中?)のところもけっこうあるそうで、とても楽しみです。
そういえば数年後には町内に、明治乳業が国内最大規模の大チーズ工場を造る…なんて話もあって、最近チーズ話が本当に多いです。
やっぱり国内の需要自体がのびているようですね。

大阪関西、行ってみるときっとこちらとは違う地元チーズが売っていると思うのですが、そんなご当地チーズも今後挑戦してみたいです。

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ハルト

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