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2005.11.01

中小企業、男性の育児休業は取得できるか? 日程決定編

ここしばらくの課題だった育児休業。

結論から書くと、無事に取得への道が開けた。
期間は12月のあたまから2006年5月の下旬まで。約半年間。

当初予定では10月から取るつもりだったのに、幾多の壁に阻まれ(?)、話を始めた7月のおわりから実に3ヶ月も交渉時間がかかってしまった。

いろいろと事情があって詳しい経緯は書けないけれど、最後の部分で勘違いや思い違いなどが原因でトラブルになってしまい、また派遣条件の会社間駆け引きにこの育児休業が利用されたのがその原因。

そのほかにも、自分の会社にも派遣先にも、その先の派遣先にも育児休業を取った人なんてひとりもおらず、制度があることすら知っている人のほうが少数。
ひとりひとり時間をかけて説明して、提案したり解決案を出したり、あるいは譲歩してもらったりするのにもまた時間がかかってしまった。
こういうのは自分の仕事じゃないような気もしたけれど、他に調整する人がいないので仕方ない。

直接関係する人だけでも6人はいて、なかには露骨に困った顔をしたり、家のローンや子どもを引き合いに出して「もっとよく考えろ」的なことを言われたり、あるいは帯広でこの仕事を続けられると思うなよ、と言うようなことを一方的に言われたりもしたけれど、でもそれもすべて円満に解決した。よかった…。(こういう調整役は苦手なんだけど…)

なかには面白くない人もいるけれど、しかし全体としては、会社間の利害関係も信頼関係も損ねず、一緒に働いている人に大迷惑をかけることもなく、わりとうまく丸く収まったような気がする。

休業あけの仕事についても、今の派遣先の仕事を継続してやらせてもらう約束を取り付けることが出来たので、札幌や東京に送られたり、あるいは帯広に居つつ出張につぐ出張をしながら仕事を進めていく…ということも回避できた。

つまり、いまの居心地の良い常駐先、つまり帯広における雇用をキープしたまま、半年間休める、というわけだ。
ああ、良かった。
その代わりとして、携帯ブロードバンド通信カードとVPNで会社(常駐先)の全ネットワークにどこでもつながるパソコンを持たされることになったけれど、あくまでも緊急対応という約束ができたので、それくらいはまあいいか。

最終的には育児休業をとる意味合いを含めて各社の部門責任者に理解してもらえたので、今後ふたりめの子どもができたとしても、おそらく今回の休業を下地にして、うまく取れるような気がする。きっと次の人だって今回の自分の育児休業よりもスムーズに進むはず。

ようやく休業中の体勢が決まり、引き継ぎ体勢も決まった。スケジュールもひいた。
ドキュメントの整理も始まったし、あとは淡々と今月いっぱい入念に準備すれば大丈夫そうだ。

さあ、貴重な貴重な半年間。
子どもが1歳になった後はどうするのか?などまだまだ課題はあるけれど、産休明けで大変だった妻の仕事の調整もなんとかなりそうだし、ここ2年くらいの間はなんとかなりそう。

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兼業主夫の子育て」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。念願かなってよかったですね。
前に、11月頃って書いてあったので気になってましたが、
ちゃんと進展の報告があるあたり、いがさんらしいです。(^o^)丿

いがさんのケース、一般論としてはまだまだ難しいかなって気もしますが、
徐々にでも広がってゆくといいですね・・・。

育児休業中のブログ、新たな展開がありそうで楽しみです。

おはようございます
よかったですね^^

やっぱり会社によっては女性も育児休暇とりにくい所もあると思います
男性だとよけい難しそうな気がしますね
でも子どもといっしょにいられる時間って本当に考えたら少ないんですよ
一緒にいてあげられるならそれは親も子も幸せな事だと思いますよ・・・・でもあの頃は一日も早く大きくなってくれ~って思ってましたけど・・
最近はお母さんの相手もあまりしてくれなくなって・・・さみしいです(中、小の男子2名がおります)

こんにちは。

育児休暇が取得できるようになって、良かったですね!
ちょっと心配していました。
先頭に立って道を切り開くのは難しいことですが、
いがさんの作った道をたどってくれる人が
きっと出てきてくれることでしょう。

息子が保育園に通っていた頃、
電力会社に勤めるお母さんが、会社から
「育児休暇をぜひ取ってください。あなたが取らないと、あとの人が休めなくなりますから」
って言われたと話していました。
いつか、それが父親にもあてはまるようになればいいな、
と願って止みません。
ま、金銭的な障害もありますけどね。

お疲れ様でしたね。特殊な事情があったとはいえ、取得が難しいというのはまぎれもない事実。制度というものが、いかに絵に描いた餅でしかないか、と落胆せざるを得ないというのは、情けないことです。

Tです。
12月から取得決定ですね。
復帰後も良い方向で良かったです。

これを読むと、
私の時は特に問題も無くすんなりと休職できたことは、
幸せすぎたケースだと感じています。

前例を作ることは本当に重要だと思います。
少しモめた分、会社も制度を知ってくれたことと思います。
次に続きやすい環境を作ったことは素晴らしいことですよ。

しかしまぁ、なんでここまで苦労しないとならないんでしょうかね。

>家のローンや子どもを引き合いに出して
>「もっとよく考えろ」的なことを言われたり、
>あるいは帯広でこの仕事を続けられると思うなよ、
>と言うようなことを一方的に言われたりもしたけれど、

ディスプレイの前で私、怒ってます(^^;)
私がこんなこと言われていたら、
感情を押さえられるか自信がありませんが(笑)

引継ぎなどがまだまだあると思いますが、
気持ちよく休みに入れるように頑張ってくださいね。

kioさん、こんにちは。
時間はかかりましたが、なんとかゲットしました。
たしかに一般論としてはちょっと難しいかもしれないですねー。
そんなに無理してとるほどのものなのか?ということもありますし。
またどんな様子かは随時アップしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


マロンさん、こんばんは。
育児休暇って男性もとれるんかい?ていうか、とるんかい?というのが最初の反応でした。
子どもにとってどうかはわかりませんが、親にとって、少なくても自分にとっては赤ん坊と一緒の時間がたっぷりとれることは幸せなことです。
案外、こんな大変じゃ会社に行ったほうがいいよ…なんてことになったりして?なんて思わなくもないですけどね。

小中の頃、自分もどうだっかと考えるとやっぱり中学生だと母親とは距離を置きたい年頃だったかもしれません。今思えば親は寂しかったかもしれません。


kokeshiさん、こんばんは。
ありがとうございます。
制度的に原則無給だったり、1歳になるまで、という制限付きだったりとややイマイチな点もありますが、でも取ってみる価値はあるんじゃないかなー、なんて思っています。
ホントは時短勤務とか、週休4日とか、そんなふうにいろいろな選択肢があるといいんですけどね。
後からの人のために…というのはたしかにそうかもしれません。
ヨーロッパでは父親の育児休業があたりまえ…みたいな国もあるようですので、日本ももっと育児にやさしい国になるといいですね。(育児休業だけじゃないですが)


ムムリクさん、こんばんは。
ほんとやっと、という感じです。まあサラリーマンとして、一応社会のなかで役割があるのだから、難しいのは当然かもしれませんけど…。
いい意味でも悪い意味でも今後「育児休業を取った奴」と言われ続けることでしょう。


Tさん、こんばんは。
いろいろとありがとうございました。というわけでようやく取れることになりました。
今回は「やや強引かも?」という場面もあったので、もしかすると取得後もスムーズにいかない場面もあるかもしれません。やはり二重派遣で、特に真ん中の会社の理解度が低いのが問題でした。

たしかにいいかがりをつけられてムッする場面もありましたが、しかしこの地方都市で仕事そのものが限られる狭い狭いであることは確かなんですよねぇ。「もうこんなとこやめて別の会社に行ってやる!」とはなかなかできないのがツライ(笑)
でもまあすべて結果オーライということで、前だけを見て進んでいきたいです。

出遅れちゃったな^^;
育児休暇、取れることが決まってよかったですね。
おめでとうございます^^

うちの職場でも先日、「初」の男性の育児休暇の事例がでたようです。
普及はまだまだですね。

うちの三姉妹の中で、末娘が一番、父親(私)に甘えてきます。
それは、乳幼児期に一番一緒に居たからだと思っています。
長女・次女の時は残業も多く、一緒にいる時間が短かったんですよ。
乳幼児期、それもできるだけ早くに、できるだけ一緒にいる時間を多くるということは、その後の親子のコミュニケーションに重要な影響を及ぼすと思っています。

あ、やばい、自分のブログのネタをここに書いてしまったような・・・^^;

しかし、何よりも、結局、すべてをうまくおさめてしまう、いがさんの交渉力を私に伝授して欲しい・・・。

いがさんには、写真からも伝わってくるんだけど、直球で押す強さがあるんだよね・・・

私には真似できないな・・・かないませんよ。

うまかつさん、毎度です。
乳幼児期に一緒にいる時間が長いほど、きずなは深まる…ってことですか。
ふーん、そんなもんなんですかねー。
どちらにしても自分は幸せ者であることは確かです。

交渉力なんてなんもないですよ。
要は相手の言い分を黙って聞いて、その対応策を柔軟に考えて提案するだけです。
まあ仕事しない分、だれも派遣費用や賃金を払わないんですから、そのへんですよねー。
これが有休扱いだとまた変わってくるかもしれませんけど。

おめでとうございます!よかったですね!

ちょっと前のエントリで、FAX送信システムを作った話がありましたが、ああいうこと、出来る人は少ないと思うんです。
いがさんの代わりはそうそう見付からないと思います。

それが、最終的に取らせてもらったポイントなんじゃないかと思います。
そして私は、いくらでも代わりがいるから、「辞めろ」の一言で終わったんだろうなぁ。

育児休暇は権利なので、取るのにごちゃごちゃ言われるのが間違っている、というのは確かに正論だと思います。
でも、現状でうまく取るには、取らせないと辞められちゃう!それは困る!と思われる人材になること。

それが大事なんだろうなぁ、と思いました。

文字どおり、勝ち取った!って感じですね。
おめでとうございます!

離乳食は結構大変なので、頑張ってください。
コツは、いかに大人の食事から取り分けるか、というところだと思います。

蒸したタラに、大人だけアンをかけるとか。
ゆでた野菜に、大人だけソースをかけるとか。

育児書だと、最初は朝10時、次が、10時&14時、そして3回食になったら大人の時間と合わせて、とかなってますが、2人目、3人目だとそんなことしたら、一日中料理と後片付けしてることになっちゃう。
そんなのやってられないよー、と言われました。
最初から大人(や上の子)と合わせて、しかも大人の食事の取り分けなんだそうです。

・・・それを聞いて、くっそーもっと気楽にやればよかった、と後悔しました。

1人目からそれが出来る人はなかなかいないと思いますけどね・・・

きゃらめるさん、こんばんは。
ありがとうございました。

代わりの人間についてはわかりませんが、たしかに同じところに長く居すぎたので、首までどっぷりとつかりすぎてしまいました。(いいのか悪いのかわかりませんが…)

もともと辞めろと言われたら「ハイさようなら」という気は実際あったのですが、言われなくてよかったです。実際に言われたら結構動揺したはず(^^;;

離乳食はまだ本で読んだりしている段階ですが、たしかに大変そうです。
手抜きをしたい気もしますし、せっかくだから本格的に取り組みたい気もしています。
まぁどっちにしても同じように育つとは思うのですが…(笑)

なんにしてもせっかくの機会なので楽しみたいです。

半年前くらいから時々読ませて頂いています。

育児休暇取得決定おめでとうございます。

現在は首都圏にいますが、いつか十勝に住みたいなと
思っています。あと年末に二子が生まれるのですが、
年齢的にもこれが最後のチャンスなので、育児休暇を
とってみようかと思っています。一応組織を持つ立場
なので、実現可能かどうか疑わしいのですが...せめて
一ヶ月だけでも子供と向き合う時間が欲しいと思って
います。

決して子供の為ではなく自分の為なんですよね。
一人目の子供はチチは週に数時間家にいる人みたい
な感じで育ちました。次の子にはその失敗は
したくないなぁと思っています。

これからも楽しみに読んでいますので楽しい話題を
書いて下さい。よろしくお願いします。

N田さん、こんばんは。初めまして。
メッセージありがとうございました。

第2子では育児休暇取得を目指す、とのことですが、後に続く人たちのためにもぜひとも取得してください。実際には仕事の内容や形態にもよりますし、容易でないことはよくわかっているのですが…。

そう、結局育児休暇って自分のためなんですよね。
結局のところ
>子供と向き合う時間が欲しい
ということだと思うのです。

N田さんは十勝に移住希望なんですか。
最近はあまりそういう方がいなくて、なんだかちょっとうれしいです。
結局は仕事と住まいですが、まあ住まいはどうにでもなるとして、最後はやっぱり仕事をどうするか、ですよね。
なんでもいい、という話であればありますが、なんでもいいってことは普通はないですし。
なんにしろこれからもよろしくお願いします。

お返事ありがとうございます。

育児休暇是非とりたいと思ってます。いがさんとちがってうちの妻は仕事を持っていないのですが、首のすわらない子供とやんちゃな上の子を同時に見るのは大変だろうと想像しています。その時登場するのはジジババなのですが、我々夫婦は40前後なので両親も高齢であまり頼ろ過ぎる事もできません。そういう背景から取得を考え始めましたが、だんだんかけがえのない時間がとれるのではないかと思いだしています。

私は十勝で生まれています。実際住んだのは3年ほどですがその後も父が単身赴任していたのでよく遊びに行きました。この2月にも十勝に遊びに行きました。芽室の農家さんのところにもお話を伺いに行きました。良かったです。十勝の冬。日の光があんなに暖かく感じたのは貴重な経験でした。

また行ってみたいです。確かに仕事ないですよねぇ...

N田さん、こんばんは。

赤ちゃんと上の子、本当に大変そうですね。子どもがふたりだと、大変さは2倍ではなく2乗…という話も聞きます。
我が家の場合、ジジババの支援はやはり受けられないので、結局そのときもまた育児休暇をとることになると思い、そのためにも今回育児休暇をとりました。
父親(自分)のための育児休暇、と言う話は職場ではあまり大きな声では言えないのですが、そういう観点も理解される日が来るといいと思うのですが、なかなか…。

N田さんは十勝生まれですか。真冬の2月に遊びに来る、なんて驚きました。
たしかに天気がいい日の太陽というのは、空気は冷たいのに本当に暖かくて、不思議に暖まる感じがします。
仕事情報ですが、インターネットハローワークで全国の情報が検索できるので、それを見てみるのもいいかもしれません。ただ、やはり賃金が安いことがネックになるかも…。

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ハルト

  • 20060/04/21
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