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2006.01.13

家の点検とプチリフォームのオーダー

我が家は地元産カラマツを使って建てた家。
林に行って生きている木を見て、それを倒して乾燥し、大工さんが墨を付けて、のこぎりとノミとカンナを使って建てた家だ。

あくまでも地元産の木を、そのままの姿で使いたい…という希望を持っていたので、集成材に加工することもなく、いわゆる無垢のままで、そして柱が見える「真壁」という工法で建てた。

ところが無垢の木というのはやっぱり生き物だから、時にが経つにつれ、多少は反ったり、ねじれたり、やせたりするもの。(だからそれをいやがって、最近の家は柱には集成材を使うことが多い)

というわけで、今日は新築から2年半を経た我が家に、点検と数ミリ梁が痩せてしまったりしたところを直しに大工さんと工務店の社長がやってきた。

梁の痩せを指摘された箇所は「言われてみれば多少反っているかな?」という程度だけれど、少し補強を入れたりして修正。建て主である自分はよくわからないけれど、大工さんにとっては納得のいく状態になった様子。

そうだ、大工さんが来たついでにちょっと気になっているところをリフォームしてもらおう。

まずひとつめ。
台所まわりの収納が少し足りないのと、いつも見える状態になっているゴミ箱が気になるので、新たに40cmくらいの幅の壁を作って、その横に作りつけの収納をオーダー。
ゴミ箱はその収納庫の下段に隠れるようにしよう。

大工さんには柱と壁を作ってもらい、収納庫は建具屋さんの仕事。サイズを決めて、だいたいのデザインを決めてイラストを描いて「こんな感じに」と言えばそれでOK。壁についている照明のスイッチが使えなくなるので、ここは電気設備屋さんに言って移動かな。

ふたつめ。
2階のリビングから1階に降りる階段からハルトが落ちていかないように、階段に取り付ける可動式の柵のようなものも作ってもらおう。

柵については赤ちゃん用品店やホームセンターなどでも売っているけれど、あのプラスチックの質感や、ファンシーなデザインがどうしても受け入れられない…。

家に赤ちゃんがいると、どうしてもプラっぽいものやファンシーなものであふれてしまうけれど、木にとことんこだわった家に住んでいるのだから、そういうものはできるだけ排除して家の雰囲気にあったものが欲しい。

建具屋さんや大工さんにオーダーメードで依頼する…なんていうと、とても高そうだけれど、大工さんがそれを作る速度と、手間賃単価から想像する予想価格から言うと、既製品とそれほど違わない値段でできる…はず。(びっくりするほど高かったりしたら笑えるけど)

家はその住まい手や住み方、ライフスタイルによって、その姿はどんどん変わるべきだし、それができるのが「自分の家」のメリットだ。

kit2006
↑正面のライトのところに落下防止柵、右のスイッチのあるところにスイッチを移動して壁と作りつけの収納を作ります。

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建築家と建てた「四つ葉屋根の家」」カテゴリの記事

コメント

>真壁
そうだったんですね。
和室くらいはそうしたいと思っていますが・・・。

生活していく上で少しずつ自分たちも家も変わっていく、
確かにその通りですね。

今、例の工務店にプランを作ってもらっていますが、
やはり図面で空間を想像するのは難しいと実感してます。
いがさんの家のことをいろいろとお聞きしたいと思っていたところでした。
あとでメールさせていただきます。
よろしくお願いします。

いがさんこんにちは。

ほんとに涙がでそうです。
木の家といっても、ほとんどが集成材が多い中で、
無垢の木はとても素敵なことです。
しかも地元産ですか。脱帽ですよ。

わたしもいつかはセルフビルドをと思っておるのですが、
今のところまったくメドはたっておりません。
でもその時のために自分でできることを今しています。

電気・設備(水道)の仕事をしていたので、建設現場は慣れていますが、鉄筋の建物は心がすさんでしまいます。
木にあこがれて、林業の体験も去年してきました。
なんだか力が湧いてきました。

ありがとうございます。いがさんの日記の写真や言葉でほんとにはげまされていますよ。

すばらしいっっ(*゜▽゜ノノ゛☆ぱちぱち

人が住んだとたんに、がらがらと崩れていく木の家のイメージ…
(責任者約一名 → )
…状態の我が家としては、ただただ脱帽です。

家は、そこに住む人々と一緒に、成長していくものなんですね。
(ヾ(_ _。)ハンセイ…)

ヴィーノ・ロッソさん、こんばんは。
メッセージ遅くなりました。

2次元の図面から空間を想像するのは本当に難しいです。
我が家も構想に相当時間をかけましたが、やはり考えが及ばなかったところが結構ありますよ。
たとえばゴミ箱の収納とかコンセントの位置、照明とスイッチの位置関係とか…。

家の質問ですが、私に答えられることでしたらお気軽にどうぞ。メールもお待ちしております。


ずーさん、こんばんは。
いろいろな人がいるのであまり言えないのですが、本当は「なんで木材の産地に住んでいるのに、わざわざ海外のツーバイなんかで家を建てるのさ?」って本当は思っています。
木は使ってこそなのだから、家くらいは地元材を使ってほしいですよね。
私たちの場合は、たまたま志を持ち、同じ意志で動ける工務店と出会うことができてラッキーでした。

ずーさんはセルフビルドを目指しているのですね。
私たちもやってみたかったのですが、あきらめて建築家と大工さんに任せてしまいました。でも知り合いのなかにはセルフビルドをやっている人もいて、本当にうらやましいです。

宣伝や営業の巧みさで思考停止的な家の建てかたをしてしまう方もよく見かけますが、木にしても素材にしても空間デザインにしても、ポリシーを持って家を建てる人、建てている業者も必ずいます。
いつか日本中にそんな家が増えていくといいですね。


nokoさん、こんばんは。
そんなわけで赤ちゃん落下防止ドアは、そのへんの余り材?を使ってものの10分で完成しました。大工さんはスゴイ!

人が住んだとたんに、がらがらと崩れていく木の家のイメージ…うっっ、それはあります(^^;;;
ちなみにこの写真は現状ではなくて、「家が建ったとき」ですのであしからず(笑)

nokoさんちも半完成住宅ということで、まだまだいじりがいがあって楽しそうですよー。

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ハルト

  • 20060/04/21
    2005年5月に生まれた長男「ハルト」の写真です

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