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2006年4月の17件の記事

2006.04.28

春の入り口

北海道はゴールデンウィークに目を覚ます。
眺めの良い観光スポットや、動物園、花の楽しめるスポット、一部宿泊施設や温泉、道路、その他いろいろなところが「ゴールデンウィークから営業」だ。

もう道路が凍結して心配することもない。
冬の峠道で怖い思いをすることもない。
どこかに行っても寒すぎて車からでられない、ということもない。

実際、5月と6月が北海道の春で、これからさまざまな花が一斉に咲き乱れ、緑が一斉に伸び、本当にいい季節だ。

いよいよ、そんな季節の始まり。怒濤の春の入り口だ。
まだこのあたりでは桜は咲かないけれど、なんとなくソワソワしてしまう。
行きたいところ、見たいところ、見上げたい空、走りたい道…。
休みの日に家にいる、なんてとても無理。

そうそう、通勤で毎日長い距離を車に乗るので、日替わりで楽しめる風景も楽しみだ。
快晴の日、曇りの日、雨の日、霧の日。それぞれ違った風景がある。

「市内に住めばいいのに」「なぜそんな不便なところに?」とかいろいろ言われるけれど、この日々の風景のなかを走っていく爽快さは、市街地に住む人にはきっとわからない。

なにはともあれ、春の入り口。
今年はどんな春を感じることができるのだろう。

20060428
日高山脈の夕暮れ。春は山肌に残雪の織りなす模様が好きだ。

2006.04.27

海と空と道と

Kariishi

妻の仕事が早めに終わったので、妻と赤ん坊を誘って昆布刈石にやってきた。
未舗装の道路と広い空。眼下に広がる太平洋。
通る車もいない。
文字通り、なにもない場所。

ここに来たのは約半年ぶり

車から降りてエンジンを切ると、波の音と潮の香りにつつまれる。
足下には、ふきのとうが顔を出していた。

2006.04.26

男が赤ちゃんと過ごす時間

…育児は楽しいか?

ここに「育児は楽しい」って書くのは今まで抵抗があった。

たしかに楽しいときは楽しいのだけれど、しかしやっぱり楽しくないときはあるし、「すごく楽しいです!」と書くと、それはウソになってしまう。

赤ん坊が不機嫌で、泣いて泣いて手に負えなくてイライラすることもあるし、「抱っこ」からまったく解放してくれず、途方に暮れるときだってある。やりたいことなんて何一つとしてできない…と思ったこともある。
やはり育児は女性の仕事なのでは?男はダメなのでは?と思ったことも一度や二度ではない。

言葉が通じない相手、少しの間見ているのと、四六時中ずーっと張り付いているのとは全然違う。


ところが、ここ最近は少し様子がかわってきた。
いろいろな呼びかけによく反応するし、目を合わせて人の顔の表情を読めるようになった。

まだ言葉はなにも言えないけれど、「うれしい」「楽しい」「悲しい」をはじめ、「そう」「ちがう」「もっと」なんかもなんとなく表現できるようになり、うまく表現できないけれど、「わけのわからない動物」から「人間までもう少し」になった。

ハルトのなかに、確かに人間らしい部分が見えてきて、ほんのわずかだけれど心の交流もできるようになってきた。
こっちの言うことをなんとなくわかったそぶりをすることがでてきて、父親である自分を頼ってくることも多くなってきた。


そんなわけで、数ヶ月前よりも、格段に「赤ちゃんとふたりだけの時間」の大変さやストレスは減った。

ストローで飲み物を飲めるようになり、離乳食も3回になって一緒に食卓を囲めるようになり、おっぱい依存度が下がったのも関係があるだろう。

もちろん、「立つ」とか「安定して座れる」とかの身体的な成長もあるけれど、やっぱり心の成長が著しくて、それが自分自身の気持ちの変化につながっているような気がする。

いよいよ「赤ちゃん」から「幼児」になろうとしているハルトを今日も朝から晩まで見ている。

抱っこして~!と両手を伸ばしてこっちにくるハルト。
豚肉じゃなくてバナナがいいな…という顔をするハルト。
後部座席のチャイルドシートで、不思議そうな顔をして外の車を見ているハルト。
わっ、とびっくりさせると、本当に驚いた顔をして笑い出すハルト。
寒いかい?と聞くと、寒いよー…という顔をするハルト。

やはりかわいいと思うし、元気に健やかに大きくなれよ、と心から願っている。

…やっぱり育児は楽しい。

Haru060426

2005年5月26日に生まれたハルトは、今日で生後11ヶ月。
1歳の誕生日、それは自分の育児休業が終わる日でもあるけれど、その日まであと1ヶ月。

2006.04.25

昨日、午前中にハルトを連れて買い物に行こうとしていたけれど、中止になった。
先週届いた鯉のぼりもまだ箱のなか。

なぜなら、昨日はまた雪が降ったから。
積雪量は10センチ程度だけれど、しかし「やっと春!」という気分だったのに、いきなり景色が冬に逆戻りして、どんよりした気持ちになってしまった。

一夜明けて今日は朝から晴れ。
温度はぐんぐんあがり、昨日積もった雪がみるみるとけていく。

あまりの暖かさに誘われて、ストーブを止めて窓を開けた。
外からは、チョロチョロと雪解けの水の音が聞こえてくる。

あー、ようやく春だなぁ。
ふと見ると、庭の片隅にクロッカスが小さな白い花を咲かせている。
花壇のチューリップはまだ咲かないけれど、でも葉っぱを大きく広げて春の太陽の光をいっぱいあびている。

今年の4月の十勝は本当に雪がいっぱい降って、春の訪れはいつになく遅いけれど、でもそんな年はいつもの年よりもダイナミックな春がやってくるはず。

やっと…、本当にやっと、この北国にもやってきた春。

昨日は一面真っ白だったのに、今日は秋まき小麦の緑がもうこんなに広がっている。
Haru0604

いつもよりちょっと遅くても、みんなが心配しても、ちゃんと春はやってくる。

2006.04.24

帰り道

フラっと札幌に泊まりに来て、赤ん坊を背負って家電量販店をぶらぶらしていたら、妻が槇原敬之のライブDVDを見つけた。

うわー槇原!なつかしい。まだいたんだ…。
そう私たち夫婦は槇原世代?だったりする。

札幌からの長い暗い峠道、そのDVDをかけた。

昔の曲と歌声が耳に届くと、突然当時のことが思い出される。

そうだ、当時は免許とりたてで、カセットテープに録音して、親父のトヨタのセダンを借りてふたりで毎日ドライブしたよなー。

…春に湘南平に向かう車内から見た、満開の桜。
夏の海沿いの道路の渋滞。
秋に河原でエンジンを止めると、外から虫の大合唱が聞こえてきたこと…。

国道134号線沿いの海のにおい。

当時はいまのように携帯電話もなく、待ち合わせですれ違ったこと。
学生でお金が無くて、コンビニのおにぎりをはんぶんこしたこと。

茅ヶ崎の妻の実家に夜中送っていった帰り道の、雨の夜の赤信号の色。
小さなポケベルがプルっとふるえて「おやすみ」とメッセージが届いたこと。

そうそう、ふたりで大ケンカして、ふたり揃って貝になって、静まりかえった車内に槇原の声だけが響いていたこともあった。

いろんなことがあったなー。


妻は先週33歳になった。
槇原の曲を良く聴いていた当時は、彼女はまだ20歳。自分は19歳。

やっぱり当時から一緒に過ごす時間が心地よいと感じるふたりで、いつか一緒に暮らせたら…なんて話をよくしていたような気がする。

いったい当時はどんな未来を思い描いていたのだろう。

運転席から見る夜の道路も、槇原の歌声もそんなに変わらないけれど、車は自分たちのものだし、ふたりで帰るべき家もある。なんと子どもだっていて、こうして幸せそうな寝顔で小さく息をしている。

当時の自分たちに、今の様子を聞かせてあげたら、きっとびっくりして喜ぶだろうなー。
それとも自分のことだから「当然でしょ」みたいな態度をとったりして。

当時夢見ていた日々は、たしかにいま、ここにある。

バックミラーで妻の顔をちらっと見た。
なにも言わないけれど、きっと彼女も同じことを考えているに違いない。
そんな札幌からの帰り道。

2006.04.21

ハルト近況

こないだ4月になったと思ったら、もう下旬。
ハルトも来週で生後11ヶ月。

最近、いちばん進歩したなーと思うことは、「ひとり遊び」だ。
育児休業に入ってすぐの頃は、四六時中張り付いていないとダメだったけれど、最近はおもちゃに取り組んだり、鏡をのぞいたり、ハイハイで散歩したりと、ある程度はひとりで過ごせるようになった。

以前はハルトの相手をしながらではなーんにもできなかったけれど、最近では床に座らせたまま、家事もある程度はできるようになった。

Haru060421_1
↑食卓について、嬉しそうに笑顔をふりまく0歳児


そんなわけで、ここ1ヶ月くらいの様子をご紹介。

■ハイハイと立っち
いつのまにかハイハイは「ずりばい」から両手両足を伸ばす「普通のハイハイ」に進化。
ハイハイのほか、フローリングの床では、手をすべらせて早い速度で移動するのも得意技。

■つかまり立ちとひとりだち
つかまり立ちは簡単にできるようになり、どこでもすぐに立ち上がる。
ソファーにつかまったまま、ヨチヨチと横に歩いたりもしている。

少し前にも書いたけれど、なにもないところでも立ち上がり、10秒くらいは立っていられるようになった。
立つかどうかは気持ちの問題らしく、固いフローリングの部分よりも、畳やベッドの上のほうがよく立つ。
フローリングでは「どしーん」と座り込むときにおしりが痛かったり、ちょっと怖かったりするのかも…。
歩き始めるまでもう少し?

階段も「のぼり」はマスター。とはいえ危なっかしいので、張り付いていないとダメだけど。
2階からロフトにあがる階段は、階段というよりハシゴなのだけれど、これも上がれるようになった。

■うれしいこと
相変わらず「たかいたかい」が大好き。
大人にかまってもらうのも大好きで、つい笑顔を振りまいちゃう。
バイバイしてもらうのも大好きで、「バイバイ」と手を振りかえすことも。

■食べ物
離乳食は日に3回になった。好き嫌いは少なめで、なんでもよく食べる。
食の楽しさに目覚めてしまい、すごい食欲。ちょっと太ってきたかも…。
それから「自分で手でつかんで食べる」のが最高にうれしくて、箸やスプーンではなく「自分で食べたい」と主張をよくする。
ストローも使えるようになった。
おっぱいもまだ飲んでいるけれど、おやつ程度になってきたかな。


■その他
・なんにでも興味アリ
キョロキョロと見回して、見たことのないモノ、口に入れたことのないモノを見ると、手にとって確かめたい、口に入れてみたい…という動きがますます活発になってきた。
・大人のマネをしてみたい
パソコンのキーボードをたたいたり、カーテンの開け閉めなど、大人のマネをするようになった。
先日、携帯電話をいじっていると思ったら、着信履歴の最新の人に電話をかけて「ばぶばぶ」言っていた。
・おむつ交換に難儀
動きが活発になり、じっとしていられないのでおむつ交換がちょっと難しくなり、「ハイハイ用はかせるタイプ」というのに変えてみたら、いい感じ。
・お風呂に入れるのが楽になった
ひとりですわっていられるので、お風呂に入れて洗うのが楽になった。
・絵本
かなり前から読み聞かせをしているけれど、そのなかでも「うさこちゃん」(ミッフィ)がお気に入り。


こうして成長を見守るのももう少しの間と思うと淋しい気持ちにもなるけれど、でもなかなかできない貴重な体験をさせてもらっているとも言える。
…育児休業も残り1ヶ月あまりだ。

#本日のボツ写真を、右下の「ハルト」というアルバムページにアップしました。よろしければどうぞ~。

2006.04.20

お昼寝中に

午前と午後のハルトのお昼寝時間。
ともに1時間程度だけれど、これは貴重な時間だ。

起きている時間は片時も目が離せなくなってしまった以上、この時間をいかにうまく使って家事や、その他必要なことをするかが、主夫の腕の見せ所?のような気すらする。

ところが、そんなハルトのお昼寝を邪魔するものがふたつ。
ひとつは来客者、もうひとつは電話だ。

昼寝中に客が来て「ピンポーン!」と音がすると、犬がワンワンワン!とほえて玄関にすっ飛んで行くので、ハルトはもれなく起きてしまう。

本物のお客さんとか宅急便とかならまあ仕方ないけれど、宗教の勧誘とか、ふとんやら乳製品やらミシンやらの営業とかは勘弁してほしい。今どき訪問販売で何か購入する家なんてあるのか?できれば道を聞く人にも来て欲しくないなあ。
そんなときは対応しつつ、「あー、赤ちゃん起きちゃった…」と迷惑そうな顔をするのだった。

続いて電話。これも結構くせ者だ。

妻の仕事関係が多いけれど、間違い電話も多いし、なにかと電話がかかってきて欲しくないタイミングに限って電話がかかってくる。こちらも先物の営業?とか、なんだかよくわからない会員組織の営業?とか得体の知れないものばかり。仕事柄IT系のヘタな電話営業もあるけれど、話を聞くまでもなく切るべし。

こちらの解決方法は、着信音ナシの留守番電話にしておくこと。
妻の仕事への問い合わせなんかには出られなくなるけれど、まあいいでしょう。

それにしても、家にいてもけっこういろいろな人が来て、いろいろな電話がかかってくるんだなー、と妙に関心した育児休業だ。

2006.04.18

大地、再起動

Yukisora

今日の十勝は青い空に白い雲。
暖かな太陽の光に照らされて、一昨日に降った雪がどんどん解ける。
眺めていると、雪が解けていく音が聞こえるかのよう。

雪の下からでてきた緑の大地は、秋まき小麦。
焦げ茶の畑は、ジャガイモかビートかトウキビか。

十勝の大地が再起動するとき。
北国の遅い遅い春が、ようやく始まろうとしている。

2006.04.17

ひとりで立った

生後10ヶ月のハルトはつかまり立ちをマスターし、最近は伝い歩きもだいぶ上達。

そして昨日、床に座ってひとりで遊んでいると、なにやら腰を持ち上げ始めた。

ん?なにしてんの?もしかして立つの??
と問いかけてみると、ちょっとフラフラしながらも、なんとひとりで立つじゃありませんかー。

立ってからも、10秒くらいはなんとか立っていられる様子。

ずどーん、と倒れないか心配していたけれど、どうやらうまく「おすわり」の体勢に戻れるみたい。

いやはや、ハルトが生まれて初めてひとりで立つところを目撃してしまった。
なんかとても得した気分…。

--
その「ひとりで立った」という様子を写真に撮ろうしたのだけれど、どうしても撮れない。

代わりに(?)動画をちょっとテスト。
ふと思いついて、軽く調べてみたら、どうも手持ちの機器やソフトだけでできるみたい。

かなりテキトウに10分で作ったようなものなのに、やっぱり動画なので重い…。
ブロードバンド専用です。重いのにつまらないビデオで申し訳ないです…。

興味のある方は以下のリンクをクリックしてみてください。

ハルトの15秒動画
(ちなみに立ってません)
我が家ではネット経由では再生できず。非ブロードバンドのせい…かなあ?

2006.04.14

消火器

つかまり立ちも、つかまって歩くことも自由に出来るようになったハルト。

いまのところ歩き回ることはまだ出来ないけれど、ハイハイを駆使して自由に家の中を動き回っては、いろいろなものを調査している。

徹底的に清潔にして、どんなものも口に入れるのを許さないようなママがいる一方、そのあたりはかなりテキトウで、そこらへんにあるものを自由になめさせているママもいるけれど、我が家は当然後者だ。

最近、徹底的に調査しているのは消火器。
我が家には消火器が1階と2階にそれぞれ置いてあって、それを調査中。

ペシペシたたいて、押して、ひいて、ホースやハンドルなど、いろいろなところを調査している。
調査項目は、手触り、温度、色、そして味……?
Firestop

ところで、なぜ家に消火器なんかあるのかというと、ひとつには薪ストーブから火が出たら…という理由。
そしてもうひとつは、職場の人にアドバイスをもらったこと。
「深夜にさぁ、プレステのコンセントから火がでてたのよ。えっ?と思ってあわてて消そうとしたけど、消火器もないし、結局消せなくて…」というその人の家は結局全焼してしまった。
家自体は保険で建て直せるけれど、自分や家族の写真なんかがすべて無くなっちゃってさぁ…というその人のアドバイスにより、消火器が設置してあったりする。

ハルトはそんなことはまったく知らず、それどころかこの赤いモノが火を消す道具であることもわからず、ただ味見中。

そんなもんおいしいのか…?

2006.04.13

心のバリアフリー

赤ちゃん連れでいろいろなところに行くと、ときどき困る場面に遭遇する。
たとえば、おむつ交換台がない。赤ちゃん用のイスやベッドがない。
こういうのもバリアだよなぁ。バリアフリーって言ってもまだまだだなぁ…と思うこともある。

ところが逆に、設備がなくても問題がない場合もある。

ホテルで朝食をとるとき、赤ん坊を置くところがない。
「どうしようか…」と迷っている私たちを見て、係の人がイスをふたつとタオルを持ってきてくれた。
イスを2脚正面に並べてタオルを敷くと、簡易ベッドに早変わり。
なにも専用の赤ちゃん用ベッドなんてなくても、ちょっとの工夫と心配り。

古都の和菓子屋さんのトイレには、おむつ交換台がなかった。
「おむつ交換ありませんか?」と聞いたら、やさしそうな店員さんは、社員休憩室を抜け、エレベーターで上の階にあるオフィスエリアに案内してくれて、誰もいない社員食堂の奥にある小さな和室に案内してくれた。
「ここでゆっくり交換してください」「ごみは処理しますから私にくださいね」

たまたま宿泊した旅館。部屋に食事が運ばれてきて、女将さんがひとこと。
「少しのあいだ赤ちゃんを見ていますからごゆっくりどうぞ。大丈夫、私の3歳の娘と一緒にいますから」
いつもはにぎやかな食卓が今日はとても静かで、ひさびさに夫婦ふたりでゆっくりとごはんを食べることができた。

新しい施設には快適で便利な設備やサービスがあるけれど、そんなものがなくても、人々の小さなやさしさや心配りが、バリアフリー。

2006.04.12

お会いしたかった方のこと

京都に行った理由のもうひとつは、京都のオバさんにハルトを抱いてもらうこと。

その「京都のオバ」さんとは誰か。
それは、妻の仕事上で大変お世話になっている方の奥さんだ。

このオバさんの旦那さん、仮にEさんとするけれど、我が家にとってはまさに恩人。
Eさんは日本における、ある業界を引っ張ってきた方で、私たちにとっても目標だし、本当にいろいろなことを勉強させていただいた方。(著書もあるし講演で全国飛び回っているし、知っている方も本当は多いはず…)

はじめてお会いした、今から6年前の起業時、たまたま講演のため札幌に来ていたEさんと、その講演を聞きに来ていた妻が知り合いになり、どういう訳か、まだなんの実績も経験もない妻に重要な仕事を任せていただき、それを通じていろいろなアドバイスをもらい、また他のたくさんのお客様を紹介してもらった。

妻への仕事の依頼は人づての紹介によるものが多く、それはツリー状の関係図になると思うのだけれど、その一番根っこの部分にあたるのがこのEさん。

つまり、妻の仕事が軌道に乗ったのは、この京都に住むEさんのおかげ。
またそれ以降も時々にいろいろとお世話になって、都度ごとに的確なアドバイスももらって、そのおかげで妻の仕事は軌道に乗った。

それによって私たちの生活は安定し、ちゃんとした?家も建てられたし、子どもが出来たのも無関係とは言えないような気がする。
自分が育児休暇を取れるのも、こんなふうに京都に行けたりするのも、回り回ってEさんのおかげ。

そしてなぜかEさんの奥さんである京都のオバさんとも親しくなり、3年前には念願だった京都行きも果たし、いつの日か家族ぐるみでのおつきあいに。
そういえば2003年の十勝沖地震の際、実家連中よりも早く、最初に「大丈夫?」と電話をくれたのはEさんご夫婦だった…。

ハルトを妊娠してから、オバさんはハルトのことをとても気にかけてくれていて、生まれた際にハルトの名前が刺繍された、手作りの心のこもったプレゼントをもらったりもして、絶対に0歳児の「かわいい時期」に会ってもらいたい!と夫婦共々願っていた。
育休中の目標を書いた紙にも「京都に行って○○さんに会う」というのがあった。

今回は唐突に行ったのでとても迷惑をかけてしまったうえに、ハルトに手作り離乳食を届けてもらったり、一家でおいしいものも散々ごちそうになって、またふたたび現在の事業についての重要なアドバイスまでもらって、素敵なおもちゃももらって、子どもたちにもいっぱい遊んでもらって、本当にオバさん一家にはいつもお世話になりっぱなし。

でも念願だったハルトにちゃんと会ってもらえて、私たちもオバさん一家とゆっくりお会いできて、本当に良かった。本当にありがとうございました!

オバさん一家の楽しい3人の子どもたちのことも、いろいろ書きたいことはあるのだけれど、紙面の都合で(笑)このへんで。

日本は四季があって本当にいいなぁ、そしてこうやって会いに行きたい人がいるっていいなぁ…と改めて感じた京都旅行でした。

2006.04.11

京都に行った話

毎年この季節、ソメイヨシノを求めてフラフラと旅立つ。
昨年は岐阜の長良川の土手でお花見。
今年は?ということで、唐突に決めたのが京都だ。

京都に行くことを決めたのが前日の晩で、ホテルも1泊めしか決めずに出発したのが先週の話。
新千歳空港で「京都のオバ」さんにメールを出し、レンタカーを予約する…なんて慌ただしい旅。

結局、そのホテルにそのまま4日間滞在し、あちこち見て回ったけれど、古都の桜は本当に美しくて、古い建物、昔からの風景、そしてそこに居る人たちすら桜に染まっているかのようだった。

北海道に住んでいると、無性に歴史のある建物や風景に惹かれてしまう。

今回は比較的日程がゆっくりしていたので、あちこち見ることができた。
京都御所や三千院、清水寺などメジャーなところも良かったけれど、それ以外で特に印象に残ったところをご紹介。

真如堂
雨の日の朝に行ったところ。平日とあって人はまばらで、地元の人が犬の散歩をしていた。
桜もきれいだったけれど、木造の大きな本堂の重厚な作りと、朝の静けさの雰囲気がとてもよかった。
お寺の方が丁寧に内部を案内してくれ、ひとつひとつ説明してくれたのも印象的。
Kyoto1


平安神宮
京都のオバさん一家に連れていってもらった平安神宮。
色とりどりのいろいろな桜がとてもきれい。しだれているのやら、葉っぱと一緒に花が咲いているモノ。桜といえばソメイヨシノ、と決めつけていたことをちょっと反省。
人も多かったけれど、でもそれに負けずに桜も多くてとても満足。
Kyoto2


奥嵯峨・常寂光寺
渡月橋付近に車を止め、子どもも乗れる自転車を借りて嵐山を散策。
その際に行った常寂光寺というお寺。しずかな境内、よく手入れされた一本の桜の木。
石段や山門など、寺全体の雰囲気が、それはそれは風情があってとても良かった。
本堂で授乳させてもらったり、外国人観光客といろいろと話をしたのも良い思い出。
常寂光寺ではないけど、帰り際にぶらり入った和菓子屋で買った「夏柑糖」というお菓子も素晴らしくおいしかった…。
Kyoto3


鶴屋吉信の和菓子
「和菓子大丈夫ですよねー?」という言葉とともに連れて行ってもらった鶴屋吉信というお店。
2階にある菓遊茶屋というところでは、お茶をいただきながら、なんと目の前のカウンターで和菓子を作ってくれる。職人さんの話を聞きながら、鮮やかに作られていくお菓子。
Kyoto4

できたてをいただくお菓子は、京都らしく甘さ控えめ。
甘さに頼らず、きちんと素材の味と香りが生きていて、本当においしい。
見かけも当然素晴らしいし、目の前で作ってくれるというのも素敵だし、さすが京都は違うなぁ。
こんなところに連れてきてもらって、夫婦で感激してしまいました…。
それにしても、地元もお菓子の町とか言っているけれど、こんなレベルに到達する日は相当遠そう…なんてことをふと考えてしまった。
Kyoto5


京都の味
ホテルに手配してもらった京会席料理のお店や、オバさんに連れていってもらった床のある懐石料理のお店。
それから、ふと入った小さなお店から、ホテルの朝食バイキングの煮物、おみやげに買った400円の漬け物まで、なにもかも薄味で手が込んでいて、おいしいものばかり。
北海道はおいしいものばかりでしょうなぁ…なんて聞かれると、なんだか恥ずかしくなってしまうほど京都はおいしいものばかりだったのがとても印象的。


ところで、京都に行った目的は2つあって、ひとつは観光および桜を見ること。
そしてもうひとつは「京都のオバ」さんにハルトを抱いてもらうこと。

京都のオバさん一家の話を続けて書こうと思ったけれど、長くなりそうなので明日にします。

2006.04.10

突発性発疹

1日めの早朝、まだ暗い時間に最初にハルトの異変に気づいたのは妻。
「ハルト、なんかずいぶん熱くない?」

たしかに熱い。
あわてて熱を測ると38度近い。
冷静に様子を見ると、意外と元気で、せきやくしゃみ、鼻などの症状はない。

誰も風邪をひいていないし、風邪ではなさそう。
機嫌もやや悪い、というくらいで、グズグズ言っている。

いつも頼りにしている松田道雄著「育児の百科」で読んでいた項目を思い出して読み返してみると、これは「突発性発疹」っぽい。

朝になっても一向に熱は下がらず、病院に行くべきかどうか迷ったけれど、診察が休みの日だし、本人は熱の割にはまあ元気だし、とりあえず様子を見ることに。
「まあ元気」といっても熱は相変わらず高く、終始グズり気味。
妻に甘えて、一日中ぐずぐず寝たり起きたり。

それほど心配のないと言われている突発性発疹、と思っても、実際に高熱を出している赤ちゃんを見るととても心配。
ハルト、大丈夫かー?
本人はいきなりの発熱でびっくりして、汗もかいてなんだかつらそうだ。

氷枕とかを作ってもあまり気持ちよくないらしく、手で払いのけて嫌がる。
絞ったあたたかいタオルで身体を何度も拭いたり、「立って欲しい」と泣いて要求するので立ったまま授乳したり、なんとか寝かしつけたり、ふたりがかりでつきっきりで看病。
昼間は寝たり起きたりしているけれど、いつもよりは寝ている時間が長い。
夜の間もグズグズ、眠れない夜になってしまった。


2日め。やっぱり熱は高いまま。

熱は一日中38度から39度付近をうろうろ。
脱水にならないように気を付けて、水やら麦茶、ベビーポカリ?などを買ってきては飲ませる。
下痢はしていないけれど、食欲はそれなりに落ちていて、固形物はあまり食べたくない様子。

相変わらず、心配そうに顔をのぞかせる我ら夫婦。
なんどもなんども体温を計る。いや、触れば熱が高いことくらいわかるし、計ったところで下がるわけではないのだけれど、でも熱を測らずにはいられない。
突発性発疹かどうかもわからないので、なんどもなんどもオムツや服をめくって様子を見る。熱がでている間は発疹はでないみたいだけれど…。

「熱性けいれん」を起こしたときに仰天しないように、本を読んで予習。
突発性発疹って赤ちゃんにとっては「関所」のようなもの、と書かれているけれど、いきなりこんな熱が出たら、親も赤ちゃんも大変なもんだなぁ。


3日め。
今日は平日なので朝イチで病院に行こう…と思っていたら、明け方から劇的に熱が下がった。
発熱に気づいてから52時間後くらい。

と同時にハルトは超元気。
ピョンピョン跳びはねているし、離乳食はバクバク食べるし、いつものように「人生はなんて楽しいんだ!!」状態。
笑顔を振りまくわ、ハイハイして犬と追いかけっこするわで、昨日までの状態とは全然違う。

で、服を脱がせてみると、お腹や首にやっぱり赤いポツポツ。
家庭医学本?に載っていた写真ほどではないにしろ、ポツポツができていた。
一日のなかで機嫌が良いときと良くないときとあるものの、昨日までの様子に比べるとまったくもって元気。

とはいえ、やっぱり昼寝の時間はいつもより長い。


4日め。
もう完全に復活…と思ったら、お腹と背中を中心にボツボツがいっぱい。
昨日よりずっと増えて、一面ボツボツだらけだ。本にある写真の通り。
あまり機嫌は良くないけれど、でも発熱時のつらそうな様子とは違うのでひと安心だ。
やっぱり突発性発疹だったんだな…。

突発性発疹、「とっぱつ」なんて愛称で呼ばれていたりするし、とてもメジャーな病気らしく、ハルトの症状も教科書通りの経過をたどった。


その後数日かけてボツボツはひいていき、それとともにすべてが元通り。
いやはや、びっくりしました…。もし「育児の百科」を読んでいなかったら、かなり焦って右往左往したかも。

なにはともあれ、ハルトも無事に突発性発疹を終了。

ハルトも妻もおつかれさま。
やはり0歳児、いろいろなことがあるんだなー、と妙に実感したのでした。

2006.04.06

桜の京都

いろいろと事情があって(?)京都に桜を見にきています。

3日目の今日はいい天気。桜が満開でとてもきれい。

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清水寺にて。

2006.04.05

車社会とお酒

北海道に移住してきてから、ずっと車で通勤している。
距離にすると片道30キロちょい。

別に車の運転が好きでたまらない、というわけではなく、他に通勤する手段がないため、消去法で自動車通勤になっている。

終電がないから遅くなってもいつでも帰れるし、通勤ラッシュもないし、日々移り変わる景色を見ながら通勤するのもいいものだけれど、問題もある。

そのなかのひとつが飲み会。

もともと会社と距離を置きたいタイプなので、あまり職場の人たちと飲んだりするほうではないのだけれど、しかし歓送迎会など年に4~5回くらいは飲み会の機会がある。

で、車通勤の自分はどうするかというと、当然最初から最後までウーロン茶だ。

家が近い人たちは運転代行やタクシーで帰ったりしているけれど、特別遠くから通勤している自分には金銭的負担が大きい。かといってホテルに泊まるのも現実的でないし、妻に迎えに来てもらうのもちょっと。

そんなわけで、北海道に来て以来、飲み会の席でお酒を口にすることはまったくなくなった。地元の結婚式の席でも同じだ。

普段、家でも飲まないものだから、アルコールを口にする機会はゼロ。
すると、いつのまにかお酒にとても弱くなり、少量でも気持ち悪くなったり、苦手意識が強まる一方。

まあ別にだからといって特に大きな問題ではないのだけれど、まさか車社会だからってお酒に弱くなるとは…。


ところがこの話には続きがあったりする。
今年の年末年始に長期帰省をした際、ひさびさに実家や妻の実家で父や義父をはじめ、毎日いろいろな人と会って、たくさんのアルコールを口にするうちに、なんだかビールがとてもおいしく感じられるようになってしまった。

それ以降、友人を呼んで家で鍋をしたりするときや、旅行に行くときなどのお供にアルコールが楽しく飲めるようになった…という話。

とはいえ普段はやっぱり家では飲まないけれど、妻の授乳が一段落したら妻と一緒に家でお酒を飲むのもいいかなー、なんてちょっと思っていたりして。

2006.04.03

五月人形

リビングに、思い出のつまった大きな五月人形を飾った。

前回、実家に帰ったときに父親から「これ持って行け」ともらったものだけれど、これ実は31年前に自分の誕生を祝って、母方の祖父が0歳の自分に買ってくれたもの。

Gogatsu

祖父は男の子の誕生を待ち望んでいたそうで、初孫の男の子の誕生にそれはそれは喜んだらしく、その思いがこの五月人形には込められている。

その後も自分の成長をずっと見守ってきて、小さいときの写真にはこの五月人形と一緒に写った写真がたくさんあるし、子どもの頃の記憶のなかのいろいろなところにやっぱり、この五月人形がある。
「大事大事だからね…って言ったら、アナタはちゃんといらずらしないで大事にしていたのよ」とは母の弁。

大きくなってどこか奥にしまい込まれ、もう20年近く組み立てられることはなかったのだけれど、今回さらにその息子の誕生を祝い、また健やかな成長を願って、飾られることになった。

祖父はこれをくれた後すぐに亡くなってしまい、孫の成長を見ることはできなかったのだけれど、おじいちゃん、大丈夫。ちゃんと健やかに育っていますよ。

どうか孫の息子もまた健やかに育つよう、見守っていてください。

…ちょっとほこりくさい人形を組み立てながら、写真でしか顔の知らない祖父のことを考えた。

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ハルト

  • 20060/04/21
    2005年5月に生まれた長男「ハルト」の写真です

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