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2006.05.25

サラリーマンとは

約半年間の育休も今日で終わり。
明日からサラリーマンに戻る…と思っていたのだけれど、復帰2日前となる昨日になって、とんでもない展開になってしまった。

どうしても今日話があるんだけど?と呼び出しを受け、会社に行ってみたところ、本部から来ていた「エラい人」の口からとんでもない言葉が飛び出してきた。

・もとの派遣先に復帰できなくなった。
・6月1日から東京に派遣。単身で行ってもらうがかまわないか。

ええええっっ!?
数日前には「もとの派遣先」に戻るよう指示され、その準備をしていたのに、いきなりそんなことを言われるとは。
聞けば、今朝になってもとの派遣先から連絡があり、諸事情により受け入れられなくなった…とのこと。

そもそも育児休暇を取る際、もとの派遣先からは「再度来て欲しい」、自分の会社からは「もとの派遣先に戻ってもらい、それができなくても転勤や単身赴任はない」という話だったはず。

そんな大事なことは即答できない。

この話は、自分の会社、中間派遣会社、派遣先の会社の3者で関連しているので、今日は中間派遣会社と派遣先の会社の担当者に事情を聞いてみた。

詳しいことはここには書けないけれど、それぞれ言うことが違い、それぞれ「自分の判断ではない」…というようなことを主張している。結局、どうしてそういうことになってしまったのかは霧の中で、誰を信じるべきかわからない、というのが印象だ。

なんにしろ「もとの派遣先」に、今の会社の社員という立場で戻ることはできない…ということは確かだ、ということはわかった。

いやはや…。

東京に行く話は、とりあえず1ヶ月間はウィークリーマンションに住み、その後は未定…という話。

しかし妻もまだ仕事があり、もちろんサラリーマン業をやりながら、家事育児を全面的にサポートするつもりで、そんな話は到底無理。
首都圏に住むのがイヤで、大好きな北海道に引っ越ししてきたのに。
実家もない北海道で、ふたりで力を合わせて子どもを育てていると知っているのに…。

もちろん転勤無しという条件で入社したわけではないし、他の人たちがそうであるように、転勤は「お願い」ではなく基本的には「命令」だ。それがサラリーマンのルール。

とりあえず東京行きは断ったけれど、しかし断ったからといって地元の仕事は無く、明日からどんなことになるか、今度は何を言われるのか、まったくわからない。
コロっと態度を変えた派遣先への不信感と、だからといってさらっと「来週から東京ね」という自分の会社への不信感。


復帰時については、何人かとしっかりと約束をしたつもりだったけれど、そんな口約束にはなにも効果はない、ということに今さら気が付いた。
そんなことを簡単に信じてしまった自分が悪いのか。
それとも派遣先や上司と絶対的な信頼関係を作り出せなかった、自分自身の仕事への姿勢の問題なのか。


自分自身、こんなことになって「とても頭に来ている」のかというと、実はそうでもない。
それぞれの立場で見てみれば、たしかに個々の人たちの言うことはわかるし、それが「会社の利益に貢献する」というサラリーマンとしての仕事をしているような気もする。
だから誰か個人を責めても仕方がないし、なんとなく「仕方ないのかも」という気持ちもある。

…サラリーマンっていったいなんなんだろう。


そんなわけで、今日は一日妻といろいろな話をした。

まずは様々なお金の計算。
そもそも私たちはなんのために生きているのか。
自分たちの幸せはどこにあるのか。
家族とは、そして仕事とは。


#誰が読んでいるかわからないため、どうしてもブログに書けない事情があります。
この話は現在も進行中であり、少しはここに書かれていること以外の事象や事情もある、という点をご了承ください。本当にごめんなさい。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いがさん、こんばんは。
なかなか厳しい現実ですね。
わたしが以前に勤めていた会社は年末調整のネコババや残業の間引きなんかがありました。暴力暴言など茶飯事でひどい会社でしたが、勉強できたことも事実でそれはよかったかな?って思ってます。
派遣などの非正規雇用の増加でますます非情な環境になっていく気がします。でも、その中で頑張ってくしかないんですよね。未だ就職が決まらない身で来月には職業訓練も終わるのですが、求人は派遣かパートが多く、あっても若年層でわたしのようなものは受け入れすらままならないのが実情です。でも頑張るしかありません。なんとかしていかなくてはと思っています。

驚きましたがあり得る展開でもあるなと感じました。
というのも
会社は働く人の家庭の事情なんかまったく配慮してくれませんから。
以前、品川の会社員だった夫は、指示どおりあっちこっち部署を移動しまくりました。
2度もアメリカに行き、そのたび家族も巻き添えでした。
ようやく現地の暮らしが楽しめるようになったところで「帰国しろ」でした。そんなふりまわされる暮らしがイヤで、
今我が家は全部捨てて北海道で暮らしています。
収入は半分になってしまいましたがそれでももう振り回されることはないし、この自然の中にいられるというだけで幸せな気持ちになります。

迷ったり悩んだりしたときは、
一番必要なものを考えると選ぶ道は自然と決まってくるような気がしています。

いがさん、おはようございます。
復帰直前にそんな…と、読んでこちらも驚いています。
戻る場所が確保されることは、安心して育休生活を送る基盤になると思うのですが、なかなか簡単なことではないのですね。

私の知り合いでも、関東の会社(北海道に支社のある)で就職したものの、やはり出身の北海道で暮らしたくて、会社を辞めて戻ったら、今度はそこの会社の転勤で関東に行かされてしまったという人がいました。サラリーマンにとって、自分の好きな場所に住み続けることは、本当に難しい。私も父の転勤で、大好きな北海道を離れた一人です。

今はしんどい時かもしれませんが、お体には気をつけてくださいね。

はじめまして。

コメントするのは初めてですが以前からずっと読ませてもらっていました。

本州から移住、ご主人が育児休暇をとられている、奥様がSOHOで仕事をされている・・・・同じく十勝で子育てをしていても全然違う環境に驚き刺激を受けてきました。年齢も多分同じくらいだと思いますので勝手に親近感も感じながら読んでいました。

今回のお話、とても重いです。本当に仕事って何なんでしょうね。東京に行かなくても、この十勝の地にいがさんやご家族にとっての最良のお仕事があると思います。十勝でお仕事してください、そしてはると君を育ててください。その姿をブログで伝えてもらえると嬉しいです。頑張ってください。

お久しぶりです。

私も実は品川の会社の社員でした(笑)
>ゆかりさん
旦那様に最近十勝に越してきた奴と聞けばきっと
ご存知です...

そんな優秀な社員じゃなかったから会社から
振り回される事はなかったですが、出向していた
子会社に転籍を求められた事はありました。
もし、断ったら降格でした。悩んだ末に応じましたが
そこから転職を考え始めるきっかけになったのは
事実ですね。

その判断が良かったのかどうかはまだ結果は出て
ませんが、そんな曲がり角もあるんだなぁと
思うし、曲がり角がないと人生も面白くないかも
しれません。

仕事ってなんだろうというのは未だに結論が出てま
せんが、単純にお金ではないという気はしています。

で、単身赴任ですが私はお勧めしません。今、出張
ベースで単身で十勝にいますが、私も家族も疲れて
います。家族は一緒が一番。たとえ東京に行くことに
なっても意地でも一緒に暮らすべきだと思います。

いがさんこんにちわ。

なんだか、読んでいて人ごとじゃないです。国がいくら男性も育児休暇を取りましょうとか少子化対策とか言っていても、こんなんじゃ解決されませんよね。

うちは、妊娠中でしたが7ヶ月のときに突然転勤命令が下ってしまったことがあります。旦那は悩んだ挙句に断ってしまいましたが、多分職場で少なからず弊害はあるんだろうなぁって思います。今後も転勤命令が出れば、十勝を離れなくちゃいけなくなる可能性もありますが、子供を産んでこの場所が大好きになってしまった今、夫婦で真剣に今後のことをちょうど話していたところでした。

働かなきゃいけないけれども、会社の都合で振り回されるのではなく、大好きな土地で大好きな家族と一緒に暮らせるのが一番ですよね。

みなさん、本当にありがとうございます。
こんなにも真剣に考えていただけるコメントをいただき、とても嬉しいです。

やはり「甘かった」と言わざるを得ませんが、しかしいろいろ考えされられる出来事でした。
幸い、我が家は妻の事業があるので、仮に私が無収入になっても「ごはんが食べられない」という事態はおそらく避けられるのが救いですが、それにしても驚きました。

また記事にしますが、育休を取ったことで、結果としてこういう結果になってしまったのは残念で、後に続く人たちの道しるべどころか「やっぱりダメなんだ…」ととられるのが本当にくやしいです。


ずーさん、こんばんは。
年末調整のネコババや暴力暴言!?
それに比べたら、うちの会社なんて全然たいしたことないですねー。
求人は派遣かパートが多いですか…。職業選択って本当に難しいです。
ずーさんのお話を聞くと、育児で休みたい…なんてそれ自体甘くてダメな考え方かとも思うのですが、しかしだからといって諦めず、前を向いて歩いていきたいです。


ゆかりさん、こんばんは。
たしかに冷静に考えるとあり得る話です。
だっていなくてなんとかなるのであれば、いないほうが安上がりですから。
ゆかりさんの旦那さんも激しく振り回されていたんですね。アメリカというのも大変そうです。
でも北海道に落ち着いて、本当に良かったです。

>一番必要なものを考えると選ぶ道は自然と決まってくるような気がしています。
本当にそう思います。幸い「必要なもの」というのはわかっているので、それをしっかり見ていきたいと思います。
ありがとうございました。


柴犬さん、こんばんは。
ありがとうございます。
戻る場所の確保はされている…と思っていたのですが、完全に気のせいでした。甘かった…。誰かがなにかを言うと、そのまま信じてしまうのです(笑)
柴犬さんの知り合いの方、なんだかとても気の毒ですね。自分の好きな場所に住み続ける、なんてあたりまえのことのような気がするのに…。
もっとみんなが笑って過ごせる国になったらいいのに、と思わずにはいられません。


chi-romiさん
こんばんは、はじめまして。
以前から読んでいただいていた…ということで、ありがとうございます。
同じ十勝からコメントいただきうれしいです。
仕事と人生のつきあい方って本当に難しいですね。
もちろん自分の思い通りにはなりませんが、自分の価値観にあったつきあい方をしていきたい…と思うのですがなかなか。
仕事を理由に十勝から出て行くつもりはないので大丈夫です。
これからもハルト話や、この件の続きなど、まだまだ続きます。どうぞこれからもよろしくお願いします。


N田さん、こんばんは。
ご無沙汰しております。おっと、ゆかりさんとお知り合いですか?
転籍、出向…会社も勝手ですよね。
とはいえ、利益をあげる団体なのだから、そのために社員に協力してもらうのは当然の姿なような気もします。育休なんてアホなこと言うヤツはいらん、って感じでしょう。

曲がり角、それも先の見えない曲がり角。
でも後から振り返ると、あぁあれがあったから良かったなぁ…と言えるといいです。

とてもリアルな単身赴任情報もありがとうございました。
東京に行くことはありませんが、家族の生活というのは常に頭に入れておきたいです。
N田さんも早く4人で住めるといいのですが…


ひろさん、こんばんは。
たしかに。国がいくら男性も育児休暇を取りましょうとか少子化対策とか言っていても、こんなんじゃ解決されない…その通りだと思います。
でも会社側から見ると、理解できなくもないというか、当然の動きなような気もするんですよね。
あなたの育児のために会社はあるわけじゃないし、というか。

妊娠中の転勤命令、それでも断れてよかったです。
ひろさんの旦那さんの職業はわかりませんが、やっぱり十勝より札幌、札幌より東京のほうが仕事はあるんでしょうね。
なんにしろ、大好きな土地で大好きな家族と一緒に暮らせるのが一番、ほんとにその通りです。
ありがとうございました。

人生には予期せぬ出来事がいっぱいあり、自分の不幸を恨んだり、悲しくて潰れそうになったり、最悪はもう生きて行けないとまで思ったりもしましたが、いつもまわりの皆に助けられて今まで生きてきました。
いがさん がんばってここを乗り越えてください。
いいアドバイスもコメントも書けないですが応援しています。

もくさん
こんばんは。ありがとうございます。
いつもまわりの皆に助けられて、、って本当にそうですね。
人に手を差しのばすことができるのは、いつも人なんだなー、と思いました。
なんか深刻な記事のようですが、本人は至って元気です。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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ハルト

  • 20060/04/21
    2005年5月に生まれた長男「ハルト」の写真です

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