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2007.11.07

子育て講演

先月、ある会社経営者の集まりの代表をやっている人に、なにか自分の経験をもとに講演してくれないか?と依頼をうけた。

いろいろ考えたあげく、選んだテーマは「子育てとライフワークバランス」。

今日はその講演の本番の日。

しばらく前から昨日まで、話の内容をまとめてレジュメを作っていたのだけど、やはり会社経営者のみが話を聞くということなので、ある程度は会社経営者向けにしたい。

もちろん年齢的にも自分よりも上の方ばかりだし、会社経営者自身は育休をとる可能性は低いと思うので、会社側からみた育児休業のメリットを挙げたい…と思っていたのだけれど、これがなかなか難しい。

従業員のモチベーション向上や、優秀な人材の確保、それに助成金制度などを挙げたけれど、やっぱり「会社にとってもメリットは多い」と主張できるほどかどうか。

育休の制度自体は、子どもを育てるための社会インフラとしては重要で、少子化対策などには有効性もあり、社会全体、広い意味では大事なことだけれど、個々の中小企業にとっては…?と考えるとやっぱりなかなか難しい。

そんなわけで臨んだ今日の講演は、自分の男性育児休業取得経験にまつわる話を軸に、そんな会社側から見た育児休業のメリットデメリットや自分の子育ての話をいろいろ。

地方の中小企業の実際の状況を考えると、男性の育休というのは話が飛躍しすぎている感じもしたので、まずは女性社員が安心して育休をとれる環境を作らないとダメ…という話をしたのだけれど、伝わっただろうか。

そして育休をとったら万事OK、育休の制度を作ったら万事OKではなく、育児は20年以上かかって子どもをひとりの社会人に育てる長い事業だから、まわりの理解やライフワークバランスが重要なこと。子どもは母親の子ではなく、夫婦の子であり、そして社会の子であること。

そのなかで現在は核家族化が進んで従来の育児の方法が通用しなくなっており、いまこそ父親である夫たちの広い意味でのサポートが絶対に必要、など日々感じていることを話した。

調子に乗っていろいろ喋ってしまい質疑応答の時間がなくなってしまい、みなさんがどう感じてどんな疑問を持ったのかはわからなかったけれど、予想通りというか、やっぱりというか、感触としては「…ふーん」という印象。
やっぱり会社経営者、それもほとんどが男性の社長さんたちにとっては、従業員、特に男性が「育休」なんてあんまり面白くない話題なんだろうな…なんて感じたりもした。

それでも、やっぱり男性も育児に参加しないといけないし、もちろん女性にとって働きやすい会社なり社会は必要で、そのためには会社を経営しているみなさんの理解がどうしても必要…というメッセージは発信したかったし、伝わった自信は無いけれど、でも一方的に発信することはできたと思う。

参加してくれたのは20名ほど、全員スーツ姿で真剣に話を聞いてくれて、話をしているこちらもばっちりスーツを着て緊張したけれど、でもなんとか45分間話をすることができた。

専業シュフが会社経営者に意見を述べることなんてめったにできないと思うし、そもそもちゃんとした講演会で壇上に立ったのなんか初めてなので、いろいろな意味でとても良い経験になった。


それにしても、少しずつでもいろいろな意味で子育てしやすい社会になったらいいなー、とは改めて心からそう思った講演会でした。

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主夫の子育て2007」カテゴリの記事

コメント

講演お疲れ様でした。
これはとても貴重な時間ですね。
聞く側にどれだけ伝わったかという事もありますが
こういう機会が作られたことは後に何か繋がって残っていくような気がします。
いがさんの思いや経験は講演会を通して人から人へと縁をつないでいくような気もしますね。
そしてこれもいがさんの子育ての一ページですね。

勇気ある行動!
お疲れ様でした!!!
 
正直、僕にはできない事なので
すっごく、その行動力と勇気を尊敬しますっ!
 
そして同じ子育てをする主夫として
気持ちや考えを伝えてくれた事が
僕が勝手に思っているだけなのですが
本当に嬉しい

いがさんに大感謝です!!!!!
 
本当、ありがとうございます
 
この事がきっかけになって
いがさんの周りだけでも、
前に進む事ができるといいですね!!

「…ふーん」という印象
 
今は仕方ないのだと思います
 
ただ、わかってくれる経営者、
ビジネスマンの方もいるは確かだと思います
 
会場にいた20人全員には無理なのかもしれないけど
一人でも・・「子育てとライフワークバランス」の
大切さを知ってもらえれば、
そこからつぎにつながっていくだろうなぁ~って思ったり
 
そして、今回
いがさんに講演のお話をくれた
代表の方も理解してくれているようで
 
ちょっとずつでも
いがさんを囲む輪が大きくなって行く事が
勝手ながら自分のことのように嬉しいです
 
本当に、本当にお疲れ様でした
 
いつかこちらでも
講演の話がでるようになればいいですね~
そしたら僕も絶対に聴きにいきますっ!! 
 
そんな日がくることを祈っています! 

 

講演を頼まれるなんて、すごい!
有名人ですね・・・
どんどん育休の大切さ、広めてください。
私は公務員だから、他に比べたら産休・育休ととりやすい環境にはあるけれど、やっぱり、妊娠すれば職場に気は遣うし・・・
うちも二人目がほしいけど、いろいろ考えるとなかなか・・・

kutchiさん
ありがとうございます。
なんにも反応無かったなあ…と思っていたのですが、今日になって聞いた方のひとりからお礼状が届き感想が書いてあって、ああやっぱり少しは伝わったのかなあ…と安心しました。
なんにしてもこんな機会を作ってくれた方にはとても感謝です。とても緊張したけど、話して良かったなぁ、と思いました。まあなにごとも経験ですね(笑)


homuさん
こんばんはー。
いやホント頼まれたときは「そりゃダメだ、無理っす」と思ったんです。
でもいろいろ悩んだあげく、結局引き受けることにして…。
男性シュフって本当に珍しいらしく、いろいろ好奇の目で見られたりするけど、でもそういうのも生き方のひとつだし、なにか伝わればいいかなぁ、、って思ったりもします。
kutchiさんへのところにも書きましたが、今日はハガキが届いたので、なんとなくホッとしました。
自分は講演なんてはじめてで、まるでへたくそで楽しくない内容だったのですが、講演慣れしている?homuさんだったらユーモアを交えて楽しい講演なのかなあ、なんて思ってしまいました。homuさんの話も機会があったら聞いてみたいです!


しーちゃんママさん
いえいえ、別に有名なわけじゃないですよ。
「なんでもいいから」って依頼されたので、子育てネタを自分で選んだだけでした(笑)
でもやっぱり育休というか、子育ての大切さはもっと認めて欲しい、そんな気持ちはあります。しーちゃんママさんは公務員だったんですね。一般企業勤務から見ると「公務員はいいなあ」なんてつい思ってしまいますが、でも結局は責任の重さも気を遣う程度も同じなんですよね。ある公務員の人が、教師は代わりの人が仕事をする仕組みがあるけど、自分は教師じゃない公務員なので難しい!と言っていたことを思い出しました。

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