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2009.03.27

あけみ先生のこと

Clip_2
今日はハルトの通う農村保育所の修了式。
5名の子どもたちが保育所を卒業して小学校に入学したり、近所のお友達が別の保育所に移ってしまう予定だったりして、別れの式でもある。

でもいちばん残念な事は、みんなが大好きなあけみ先生(仮称)が今日限りで別の保育所に異動になってしまうこと。


このあけみ先生、誰よりも子どもたちのことが大好きで、そして誰よりも相手の立場や気持ちがわかる人だ。

子ども達といっぱい話をして、親ともいっぱい話をして、みんなから愛されて、みんなのことを愛していて…というそんな人。

年長児の担任で、ハルトの担任でもなんでもないのに、保育所での様子を誰よりも手に取るように伝えてくれたのはあけみ先生だった。


保育所って基本的にただ子どもを預かるだけ…とそんな印象を持っていた自分。

でも本当はそうじゃなくて、子ども達のことを真剣に考えて、どうしたら子ども達が心身ともに健やかに成長できるかをいつも考えて、子どもにいっぱいの愛情を注いで、褒めて励まして、時には叱り、この世に生まれた楽しさや幸せをしっかり子ども自身が感じることができる…そんなことを自然に伝えている場でもある…そんなことを気付かせてくれた先生。

子どもの家での様子はもちろん、いつも親自身のことも気にかけてくれて、親自身が心配なく子どもを育てられる心配りをしてくれていた先生。
子ども達の先生であるとと同時に子育ての先生でもあった。


夏の暑い日の夕方、延々と子育てについて相談してもらったこと。
トラブルが起こると、いつも子どもの気持ちになって物事を考えてくれた先生。

お友達に手を出してしまうハルトのときも、誰よりもハルトの気持ちになって対処を一緒に考えてくれたなー。

いつもしゃがんで子ども達の話を「うんうん」って聞いていて、この人がいれば保育所も子育ても大丈夫!…本当にそう思ったし、これからハルトが大きくなり、夏樹も保育所に入って、またこどもらを見てもらえるのを楽しみにしていたのになー。

いつもムードーメーカーであり、楽しそうに仕事をしている姿が印象的だったなー。
美味しそうにビールを飲む姿も見納めだなあ。

とても話しやすくて、お母さんたちにも大人気で、きっとみんなそれぞれ個人的に頼りにしていたんだろうな。

本当に保育のプロフェッショナルという感じがしたけれど、でもそれ以上にベースになる人としてのやさしさとか、相手の事を思いやる気持ちとか、そういうものがにじみでていた人でした。


うちの庭の雪の下に、ハルトと秋に植えたチューリップの球根がある。

お花が咲いたらあけみ先生にあげようね…そんなふうに言って植えたお花、春になってちゃんと咲いてももうあけみ先生はいないんだね。

そう考えるとさみしいけど、でもきっと新しいところでも同じように子ども達にも親たちにも笑顔を振りまき、いっぱい話を聞いて、そしてみんなに愛されるあけみ先生でいてくれるはず。


あけみ先生、本当にいままでありがとうございました。
子ども達はみんな、あなたと保育所で毎日過ごせて幸せでした。

今日はそんなあけみ先生と卒業していく子ども達たちを見送る修了式。

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主夫の子育て2009」カテゴリの記事

コメント

 こんにちは。今日も腕の中で赤子が仰け反って楽しそうです。もう嫌だ・・・・(笑)。

 あけみ先生、残念でしたね。うちの保育園にもY先生という方がいて、まさにそんな感じの先生でした。

 Y先生は今日が最後。「自分の子供が欲しくなって」と仕事を止めて奥様に専念なさるんだとか。

 いなくなるのは寂しいけれど、可愛い赤ちゃん早く授かるといいな~と笑顔で見送ろうと思います。

 しょうちゃんも同じ保育園に入れたら面倒見てもらうつもりでした。本当に良い保育士さんがいるといいですよね。うちも保育園って単に子供預けるだけの場所なのかなと思っていたんですが、その先生のおかげで育児のよきアドバイザーがいる感じで頼もしかったです。

 いがさんの文書を頷きながら読んでました。本当に同じ事思いました。

こんにちは。
すばらしい保育士さんにめぐりあったんですね。
私も保育園は子供を預かるだけって意識ありましたが、仕事を始めてから保育士さんとかかわっていく中で、保育士さんにもいろいろな方がいる事、そして本当に子供たちの事を考えている保育士さんも数多くいて、さらには親御さんの相談にも応じたり、本当に一生懸命いろいろやっているんだ、と言う事を知りました。
信頼できる保育士さんに出会えたって事は、いがさんご夫妻にとってもハルトくんにとっても幸せなことだったんでしょうね。貴重な経験だと思います。
私も来春には子供を保育園に預けて復職ですが、このご時勢の影響で住む地域では保育園入園が激戦になってしまっているそうです。保育園だけではなくご近所の保育ママさんなども当たっていく必要がありそうですが、いい保育者にめぐり会えるといいなあと思います。
そのためには親も人を信頼し、アドバイスに耳を傾ける謙虚な姿勢が必要かもなあ、と最近思うようになってきました…。

今日は、お疲れさまでした

いがさんのブログを読みながら、自然と涙が出てしまいました・・・

明美さんはいつも、自分のことより、子供のこと、そしてそのおうちの家族の人のことを
一番に考えてくれていて、悩んでいたら、自分の悩みのように一緒に考えてくれて、
たくさんアドバイスを貰いました

自分の心に寄り添って話を聞いてくれて、痛みや苦しみを理解してくれようとしてくれました。

そして、そんな素敵な先生に出会えたことが、本当にうれしくてたまりません

そして、このコメントを書きながら号泣(;。;)

3年間の思い出が、ありすぎるのですよね~

きっと、新しい保育所へ行かれても、色々な人に
笑顔と幸せの種をまき、水をあげ、栄養もあげて、
とっても素敵な 大輪の花を咲かせてくれると思います。 

だから、笑顔で送り出してあげたかったけど、どうしてもこらえきれず・・・・(泣)

自分もいつかそんな人になれたら、素敵だと思いました!!


ちぶれ母さん
おはようございますー
というわけで修了式は無事に終わりました。涙、涙ってほどでもなかったけど、でも先生の笑顔が見られたので良かったです。
みんなじゃないけど、ホントいい先生っているんですよねー。
Y先生も残念ですね。でもその気持ちもわかるしなー。
なんにしろ、こういう人に子どもを見て貰いたいなーと思ったあけみ先生でした。


タピアンさん
おはようございます。
そうなんですよね。意識が高いというか、そういう保育士さんは確実にいますよねー。
保育園などへの気持ちが変わったというか、ああ信頼できるんだなー、と思ったのはこのあけみ先生のおかげです。
保育所とは直接関係ない子育て系の勉強会や講演会でも顔を見かけるし、やっぱり仕事への姿勢は誰よりもちゃんとしているなー、なんてことを思い出しました。
タピアンさんのところは激戦なんですね。
たしかに人によっていろいろで、ホントいい保育園、あるいは保育ママさん?に出会えるといいですね。


k端さん
おはようございます~
とうとう終わってしまいましたねー。
k端さんもあけみ先生を頼りにしていたひとりなんですね。
この保育所はあけみ先生が全体を牽引していたのは確かで、このあけみ先生がいなくなったあとどうなってしまうのか本当に心配です。
先日支援センターに行って某方にそのあたりかなり説明したのですが、伝わったのかどうか..
でもまあ今回あけみ先生はウチの保育所からはいなくなってしまうけど、でもk端さんが言うように他の保育所でも同じようにみんなのためにしっかり働いてくれて、みんなに栄養をあげてくれるんだと思います。
永遠の別れでもないし、また道道ですれ違うだろうだろうし(笑)

そうそう、このブログは全体として「子育てもいいもんだよ」というメッセージを伝えたい、という気持ちがあります。
時々こんな身内ネタが混ざりますが、これからもよろしくお願いしますー

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ハルト

  • 20060/04/21
    2005年5月に生まれた長男「ハルト」の写真です

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